デジモンアドベンチャー02~始まり~ (ページ2)

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始まりは突然起こるもの1 ページ2

Aside

『おはよう！』

「よっ、A！」

「Aさん、おはようございます！」

「A、おはよう！」

「おはよう。」

『みんな揃ってどうしたの？』

「…デジモンの話をしていたの。」

みんな、同じ事考えてるんだな…。

『私も、レナモンどうしてるか…今朝も考えてたよ！』

「俺も！アグモンどうしてっかな〜？」

「テントモン、元気なら嬉しいのですが…」

「ガブモン…」

『ふふ、ヤマトが一番心配してる？』

「あぁ！」

「ですね。」

「そうね。」

みんなでニヤニヤしていると、ヤマトは茹でタコみたいに真っ赤にして。

「お前らな〜！」

「あ、チャイムだ！早く教室行かねぇと！」

そう言った太一は、私の手を握り引っ張った。

「太一…俺、負けないからな。」

「はぁ、太一さんが正々堂々勝負なんて言うから…」

「そうね…太一もヤマトも男の子って事よね。」