リク王と私 ページ7
Aside
まずい…ルフィだって分かってるよね？
景品がメラメラの実である以上、サボやエースも居るかもしれない…。
そればかりか…名だたる海賊ばかり参加してるわね。
気付いてくれたかな？サボ達。
『…無事でありますように。』
小さな声で願った。
一方、ドフラミンゴの方はローとの取引があるとかで不在だ。
脱け出したいけど…ドフラミンゴにバレちゃう…
理由は、糸であるのは間違いない。
そこまで不老不死になりたいのかな？
そもそも、魔女の血が不老不死に繋がるなんて…ありえない。
Dブロックのバトルロワイヤルを見ていたその時、ドフラミンゴが帰ってきた。
2人連れて。
『ドフラミンゴ…誰を連れ去ったの？』
怒り混じりで言葉を発した。
帰ってきたのは不敵な笑み…
「ﾌﾌﾌ…ハートの席に相応しい奴さ。それと…」
彼はサングラスを映像へ向けた。
あの方…あれ？調べた資料に似た人物が…
そう！リク王様じゃない！？
まさか、こんな場所に…いや、捕まるなんて。
…これは、情報を取れるチャンスだわ。
彼をハートの席に座らせては何処かへ行ってしまった。
『酷い怪我…ドフラミンゴめ、容赦無しか…。』
無差別に人を攻撃なんて…私の嫌いなタイプだ。
『ここまで酷いと時間がかかるな…』
アイツの思い通りになんてさせない！
きっと、この子が鍵を握ってる気がする…根拠はないが。
力を使っていると、端っこにいたリク王様が話しかけて来た。
「君…まさか魔女の末裔か？」
『…そうです。魔女の末裔…ご存知みたいですね？』
「…あれは本当の話か…魔女の国を攻撃すると。」
『滅びました。…けれど、貴方は天竜人じゃない…関わりはないですから気を落とさないでください。…あの出来事があったからこそ、今の私がいる…大切な兄弟と仲間が出来た…たぶん、私の運命がそうだったんですよ。』
「…強いな。…今出てるのは、孫なんだ。」
『…孫。』
「…君は、どんな情報がほしいのだ？」
『……リク王様。私は今、革命軍に属してます。だからこそ知りたい…地下にある港は武器の密輸入、転売してる場所ですね？』
「…革命軍か…そうだったのか…せめてもの罪滅ぼしだ。首を縦に振らせてくれ。」
『…分かりました。それだけ聞ければ十分です。』
やはり、あの地下。コアラに連絡出来ればいいんだけど…
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Rain - このお話大好きです！！無理のない程度で頑張ってください！！ (2020年7月23日 15時) (
レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
影夜 樹(プロフ) - 最高ですね！所々の展開が好きです！ (2019年12月20日 3時) (レス) id: f9b3442272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜姫 | 作成日時：2019年12月4日 18時
