記憶の嘘6【サボ】 (ページ7)

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革命の灯火を消させないページ7

Aside

サボからドラゴンさん…お父さんが呼んでると言われ部屋まで来ていた。

『お父さん、一体？』

「遂に動く時が来た…あの桃色の七武海を引き摺り下ろす時代の幕を我々で開けるぞ。」

いよいよか…。

「裏が取れたんですか？」

「いや、色んな部分はまだ抜けておるが…このまま黙っておる訳にはいかん。…だが、唯一無事に帰ってきた仲間は、命かながら逃げたそうだ…他の者の記憶が喪われておった。…我々も。」

『喪われてる？』

「もしかして、敵が？」

「うむ。…革命軍全軍でこの件は当たるつもりだ…近くで任務をしてるカラスにも話しはもうしてある。」

『カラスと会うの、久しぶりだな！』

「カラスが…心強えーな。」

「良いか。アイツを引き摺り降ろし、世界政府に宣戦布告をする！時代の流れが荒くなる覚悟をしておけ!!」

力強くお父さんの言葉は外にまで響き渡っていたそう。

勝つんだ…私達が！

部屋を出ると、すぐサボに壁ドンをされていた。

『…サボ？』

「コアラだけじゃねぇ…俺だって、今度こそ守って見せるから…連絡するの忘れるなよ？」

『こまめにする。…サボだってロビン守って死んだなんて聞きたくないから…必ず自分も、仲間も守ってまた会おう！』

「あぁ！…って、出航した船は一緒なんだったな。」

懐かしく、愛しい時間が私達には流れた。
何時までも続きますように…。