記憶の嘘6【サボ】 (ページ5)

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二度目の約束ページ5

コアラside

朝日…？

ベッドから起き上がるとゆっくり伸びをした。

隣にAが…あれ？いない！？

『おはよう！』

なんだ起きてたんだ…。

「おはよう！早いね？」

『だって楽しみ過ぎて！…エースとサボとみんなでまた任務に行けるんだから！』

「……A！」

『ん？どうしたの？改まって？』

「今回は絶対に守るから！…あの日みたいにならないから！！」

そう…最初の任務の時、私が油断したばかりにAが捕まってしまった。

もう、あんな苦しい思いはしたくない…！

すると、Aはお腹を抱えて笑った。

『あはは！ごめん…だってコアラが先輩だよ？ずっと信じてるに決まってるよ！』

「A…」

『それに、何時かは私の力を狙って来る奴等を私は倒さなきゃいけない…もし操られたり敵に私が行ったら…その時は迷いなく殺して。』

その眼差しは真剣そのものだった。
嘘を言ってる瞳じゃなくて、怖いと思った。