記憶の嘘6【サボ】 (ページ19)

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入国、ドレスローザ！ページ19

Aside

さて、やっと到着した！
ドフラミンゴが納める、王国…

“ドレスローザ”へ！！

恐らく、ドフラミンゴも気付いてる筈…慎重且つ冷静に調査しなきゃ…

今回は、一人なんだから…

って、弱気になってどうするの！

兎に角、王宮に潜入しなきゃね！

入り江に船を移動し、周りを見渡すと魔法で隠した。

えへへ、実はね！
あれからロビンと一緒に魔法について研究してて…。

で、それあってか呪文が不要になったの！
だから、杖である白い鎌ではなく…指を鳴らすだけで簡単に発動出来るようになったんだ！

あ、あの禁断魔法…死者蘇生は流石に無理だけど…頑張ったんだ！

それに、見聞色の覇気も身に纏えた。

けど、ドフラミンゴは油断出来ない相手…

『…ふぅ、先ずは街の様子でも見ようかな？』

あ、白い鎌は箒や武器の役割を担ってくれてるんだ！

私は、鎌に乗って上空へと上がった。
…違和感でしかなかった。

『見渡す限り玩具ばっかり…なんか、怖い…』

この異常な程多い玩具、その隣を歩く人間…。

ある場所では、人間に玩具が泣き付いてる？
他の玩具も落ち込んだ様子…なんなの？

『…ドフラミンゴの部下が玩具を掴んだ？…何処へ？』

その時だった。
近くの玩具廃棄所へ投げ込んだのを見た。

『玩具を捨てた？…一体…』

私は、その部下の跡を透明になって付いて行った。

その向かう場所は、地下である。