sweeper7 ページ8
りょうside
冴子が傷を負ってやって来た。
殺られた相手が今夜会うはずだったAちゃんだったと聞いた時は驚いた。
結局、彼女は来なかったのだ。
恐らく、こっちの始末を優先したのだろう。
だが、許せないな…。
「りょう、たぶん彼よ。」
「彼？誰だ？」
「古場康明よ！」
あいつが…黒幕！？
「…冗談か？依頼主が黒幕だなんてよ…。」
「今回…色々と可笑しな点が多すぎよ…。初めは、りょうに頼った所かしら…？」
「確かに、パイプラインがあったなら警察が信用されてるって事だし。」
「…俺と繋がりのある警察を最初のターゲットにしていた？」
かおりは驚き、冴子と海坊主は静かに聞いていた。
「じゃあ、初めから冴子さんを狙ってた？」
「断定はまだ早いけどな…。りょう、どうする気だ？」
「まずは本当の依頼主を救わねーと…何も始まらねぇからな。」
「…りょう、奴の情報はロックされてる…けど、Aが解除キーをくれたわ…このIDを打てば…。」
「かおり、頼む。」
かおりはその紙を受けとるとすぐにパソコンに向き合った。
さてと…。
「海坊主。美樹ちゃんと一緒にある場所に先回りしてくれ…ただし手は出すな。」
「りょう…頭、可笑しくなったな…？」
「至って正気だよ。…救うんだ…この俺が。」
俺の心はもう決まっていた。
今、救ってやるからな。
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ゆうみん - いいね、コナンとシティハンターコラボ書いてほしいなあ。 (2021年12月9日 17時) (
レス) @page21 id: ef5d083eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜姫 | 作成日時：2019年6月23日 2時
