記憶の嘘4【サボ】 (ページ18)

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白ひげの最後の船長命令ページ18

Aside

『エース…！』

「気を抜くなルフィ！一旦バラけるぞ！！」

「あぁ。」

「炎回・火柱ー！！」

『やっぱり、エースは凄いや。』

「戦えるか？ルフィ？」

「もちろんだ！！」

「エースさん、ルフィくん！！」

「お前に助けられる日が来るとは…夢にも思わなかった。…ありがとう、ルフィ。」

「イヒヒヒ！！白ひげのおっさん達が助けてくれたからな！」

『楽しそうな会話してずるい！…私も混ぜてよね？』

「A！」

「…Aもありがとう…来てくれて。」

『失いたくないから…出し惜しみしないわ。この力！』

「助かった気でいるなーー！！」

海兵は銃を構えてきた。
全く、大事な兄妹の話を…！

「ここがお前らの処刑場だァ！！」

『エース、ルフィ、じっとしてて！
土よ、私達を守りたまえ！』

土のドームで三人プラスアルファーを守った。

「わぁ！Aの魔法、久しぶりだな！」

「お前、さっきまで力押さえてただろう？分かるよ、見てたら！」

『…エースにはバレバレか…！』

「おりゃー！」

我が弟は外に出ていた。
全く…血筋は争えないわね？

エースは斬られそうになってるルフィの頭を押さえ込みしゃがませた。

「弟なんだ。手出し無用で頼む。」

『エース、いっけー！』

「火拳ーー！！」

『さすがエース！すごいわね！！』

「ギヤセカンド《2》！！」

「剃！！」

「ゴムゴムのージェットスターンプ！！」

『ルフィもすごい！！』

次々に私達は海兵を倒していった。

二人の勇姿を、私は後ろから見ている。
いつもこうして見守ってた。

…大きくなったな。二人とも！

だが、白ひげは次の瞬間自分はここに残ると言い始めたのであった。

「おめーらと俺はここで別れる…てめぇら全員生きて無事、新世界へ帰還しろー！！」

これが命令であった。
白ひげは新時代と言いそこには行けないと思っていたらしい。

“それぞれ寿命がある”

私は、この言葉から白ひげは本気だと悟っていたのだった。