記憶の嘘4【サボ】 (ページ15)

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最終局面突入ページ15

Aside

…挟み撃ちか…海軍め…

白ひげが放ったものも通用しなかった。

…見せてこなかった力。
恐らく、海軍は映像を止めてるわね。

『…赤犬…命の重さを何だと思ってる！！』

そして、この感じ…私とルフィは知ってる。
あのグレイ・ターミナルの事件と同じだ…！

あの日は泣いてたけど…今はもういない。

「これより、ポートガス・D・エースの処刑を執り行う！！」

は？もう？…センゴクさん、何考えてるの！！

『させてたまるか！』

壁の前に手をついて、『凍れ。』と唱えた。

ルフィは突き進み、私は壁の破壊をする。

『一つ破壊できた。』

すると、次から次へと砲弾が！
流星火山も降ってくるし…

酷い荒れようだった。

私は、二枚三枚と次々に破壊した。

だが、ルフィが吹き飛ばされるのが見えた。

『ルフィーー！！』

「ルフィーー！！」

『…くっ、ルフィ無駄にしないからっ！』

私は先へと…何、この揺れ！

「エース…くん…」

それはオーズさんの目覚めだった。

『オーズさん、行って！！』

塀を乗り越え海兵に鎌を向けていた。

「砲撃準備！！」

まさか！
次の瞬間、撃たれてしまった。

『オーズさん！大丈夫！！』

「わしがやろう。」

『え？黄猿！？』

頭を撃ち抜こうとしたその時、救世主が…！

上を見たら分かった。

「ル、ルフィ！！」

『…たくっ、来るのが遅いわよ！』

「はぁ…はぁ…はぁ…わりぃ…な。」

「あらら、等々ここまで！」

「堂々としちょる、ドラゴンの息子。」

「怖いねー。この若さ。」

三大将の言う通り、まだ勝てない。
けど、時間は稼げる。

だけど、そうゆう子じゃない。
勝って、エースを取り戻すんだよね！！

頑張れ、ルフィ！