記憶の嘘【サボ】 (ページ40)

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ビビside

「いよいよかー！」

「日中は50℃越えるらしいわよ？」

「えー！！」

「えー！！ナミさんどうして踊り子さんじゃないのー！！」

「って、ビビちゃんもー！！」

「サンジくんの“えー”はそこなのね…？」

「だって肌が日焼けして火傷しちゃうもの…？」

ナミさんは呆れ顔で、私は苦笑い。
そんな事をしていたら岸に着いた。

ゾロさんが錨を下ろそうとした時、海面に黒い影が…。

出てきたのは…。

「なんだぁ？」

『挑発？』

「あれは…クーフージュゴン！！」

一番厄介な亀に出会ってしまった。

「岸に上がりたければ俺達を倒してからにしろ。腰抜けども…だってさ。」

トニーくんが解説してくれたけど…。

「ふっ。腰抜けと言われちゃあ、このウソップ様が許さねぇ！！」

『同感ね！』

「おめぇの出番はねぇよ。」

『ぶー！！』

「ウソップさん待って！！」

制しても遅かった。

『ありゃ、圧勝ね。』

「スゲーな。」

そう、ウソップさんがクーフージュゴンにコテンパンにやられていた。

「強いんだからっ！」

「ねぇ、あっちは勝ってるけど？」

向くとルフィさんだった。
いつの間にか船から居なくなっていたらしい。

「勝ってもダメーー！！」

案の定、弟子入り志願をしてルフィさんもそれに乗っかって指導していた。

…はぁ。