記憶の嘘【サボ】 (ページ11)

今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:144,843 hit

出発パート2 ページ11

サボside

着替え最中を見てしまった。

男のロマン的にはいいシチュエーションだが…よくないと思ってつい後ろを向いちまった。

はぁ、結局コアラに見付かっちまったから見とけば良かった…。

でも、A笑ってたな？なんでだ？

いや、それにしても！結構いい胸だったな…
って、ダメだろ！！

「サーボーくーんー？何、想像したのかな？」

「げっ！コ、コアラ！？」

「Aのことそれじゃあ任せられない！だから私がAを守るわ！」

はぁ！？

「コアラ？何言ってんだ！？Aは俺が！」

「人の体見て、鼻の下伸ばしてるサボくんになんか任せてられないんだから！！」

がーん！！

「これにはわしも同意見だな…！」

「ハックまで！！…がくっ！」

『お待たせ！ってどうしたの？』

「サボくんには任せてられないから、Aは私が守るね！！」

『え？コアラが？』

「うん！それに、女子の方が動きやすそうだし！」

「返って危険だ！！」

「ぶー！ハックには了承済みだもーん！」

「ハック！！」

「わ、わしは知らん…！」

なんか脅されたか？…ったく、しょうがねぇか！

俺達は、少人数のメンバーでバルティゴを出港した。