記憶の嘘【サボ】 (ページ26)

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夢見ページ26

Aside

懐かしい夢を見た。
サボとエースとルフィと一緒の頃。

ワニを目の前にしていた。

「あれは大きいな！」

「サボすげぇ！」

「よし、今日の飯だ！行くぞ！」

私はと言うとちょっと離れたところから見ていた。
実は風邪を引いたが、心配で見に来ていたのだ。

「うっし！とれたー！！」

「…A！！お前、まだ寝てねぇとダメだろ！！」

『心配で来ちゃった…って、まだ倒せてないよ？』

三人は振り向くとまだワニが動いていた。

「に、にげろー！！」

「わー！！」

「はっはっはっ！！」

『…も、もうダメ…』

私は限界で倒れた。
サボに支えられ、地面に倒れることは無かった。

私をおぶって森の中へと走った。

エース達とは、はぐれてしまったけど…

『ごめんね？…私なんか助けてくれて…』

「何言ってんだ！…Aは風邪引いてるんだからな！それより、喋るな！治らなくなるぞ？」

それは嫌だったので、首を横に降った。

「大丈夫だ、Aは俺が守るから！」

笑顔で言った貴方の顔を今でも忘れてないわ。

「サボー、Aー！！」

「どこだ～？！」

「エース、ルフィ！こっちだ！」

合流出来たのはいいけど…エースがニヤニヤしてるのは二人して気付かなかったんだ…！