セーラームーン～太陽の守護者～ (ページ8)

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act7 ページ8

Aside

立ち去った後…

『し、しまった…勢い余ってセーラーコスモスの名まで出しちゃった…！！』

…セーラームーンの最終形態…
エターナルセーラームーンより遥かに強い存在…

でも、それはセーラームーンにとって過酷…永遠に戦いが終わらないことを示す…

『…はぁ、言っちゃった…』

ま、でも…私の正体までは見破られてないから大丈夫かな？

それにしても…

エンディミオンがいたとは…一番早くバレそう…

とにかく、家に帰って早く寝よっと…

家に帰えり、次の日。

『んー！…太陽の輝きはこんなものじゃない…もっと輝くのに…やはりクリスタルが目覚めないとダメなのかな？』

早く探さなきゃ…私の大切なクリスタル…

『ライトクリスタルを…』

仕度をして外に出ると、誰かいた。

「やっぱり、お前だったか…顔を見れてよかった…」

…誰？…って、まさかエンディミオン！？

「昨日の、サンシャインとか言うのお前だろう？」

うぅ、バレてる！でも、バレるわけにはいかない！
とりあえず、知らない人の如く無視して。

「無視するな！分かってるんだからな！それに、どうして転生してる。太陽で何があった？」

何があった？…知らないのは当たり前ね…

「なぁ、どうしてだ？」

『っ！ほっといて！！』

私は走り去ってしまった。
その場にいたくないから、エンディミオンが嫌いだからではない！

ただ、太陽で何があったのか…知られたくもないし、思い出したくもないから！

「…コロナ」

「プリンス？」

「あ、ほたるちゃんか…君もか？」

「はい！プリンセス、無事でよかった。」

「無事なのか…？」

「…プリンスは知っておいた方がいいと判断します。現在の太陽は、活気溢れた町ではありません…もう滅んでしまったのです。」

「っ！滅んだ？？あの太陽がか？だって、こんなに輝いて…」

「本来の輝きではありません。まだクリスタルも見つかってませんし…」

「…あいつ自身、目覚めてないのかな？」

「…今度、確かめて見ましょう？」

「それがいいな？」

「では、私はこれで…」

「あぁ、行ってらっしゃい」

「行ってきます！」

「…あの太陽が滅んでたとはな…」

エンディミオンは、サターンとは反対方向に足を向け歩いて帰った。