セーラームーン～太陽の守護者～ (ページ19)

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act18 ページ19

衛side

俺は、即うさこ達がいる戦いに参戦した。

「まもちゃん！お願いがあるの！」

「なんだ？」

「Aを追いかけてほしいの！」

Aを…？

「どうゆうことだ？」

「…なんか、嫌な予感がするの？」

「逃がしたのなら安心だろう？」

「そうなんだけど、胸騒ぎがして…」

こう言う時の、うさこの勘は当たる。

本当は、当たってはほしくないけど…

「分かった。けど、セーラームーンたちだけで大丈夫か？」

「私達もいます！」

後ろを向くと、外部4戦士が立っていた。
外部がいるのなら大丈夫だ。

サターンは目線で、“嫌な予感がします、プリンセスの元へ！”と行くのを促すようなものだったと俺は思った。

すぐに、Aを探しに出た。
簡単には見つからないと思っていたが、簡単に見つかった。

だが、闇に捕らわれそうになっていた。
と、言うより喰われそうだった。

俺はとっさに助けた。手を伸ばして。

「はぁ、はぁ、コロナ！大丈夫か！？」

『…エンディミオン？なぜここに…？』

《地球の王子か…転生しても変わらないな。》

「…誰だ？」

『…ブラックホール』

この声が、ブラックホール…！
太陽を滅ぼした者…

《ゴールデンクリスタルはお前が持ってるみたいだな…》

「…ゴールデンクリスタル…」

《だが、興味ない。プリンスは“ライトクリスタル”は知らぬか？》

話は聞いていたが、太陽のプリンセスのみ使えるライトクリスタル…それが狙いだと。

「知らないな！」

《…そうか。残念だ。なら、フレアを使って探させるか…》

『無駄よ！どこにあるのかも本人が忘れてるぐらいなんだから！！フレアごときがわかるはずがない！！』

《…ふ、そうか。まぁ、そんなことは関係ない。見つかればこちらのモノだ…》

『…ブラックホール！』

《プリンセス、また会おう。》

ブラックホールは声とともに消えてってしまった。

『負けない。必ず助けてみせる…フレア』

やはり愛おしい者だから、優しい目に見えた。
フレアは操られているんだ。

そう、確信した俺だった。