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深「Aちゃんはさ、何で彼氏作らないの？
ほら……幼馴染くん！翔太くん、だっけ？…とかさ！」
A『辰哉先輩まで……苦笑
一般的にはかっこいい？のかもしれないですけど、
恋愛対象として見たことないですもん…』
辰哉先輩にまで推される翔太って一体何者だろうか。
ここまで言われると、次、翔太と顔合わせづらいな汗
チャイムが鳴ってから少し時間が経ってきたこの頃、
学食はほぼ満席で騒がしくなってきた。
今日は授業早めに終わってよかったな、なんて思いながらも
来海ちゃんと辰哉先輩からの質問攻めは続く。
深「幼馴染からの恋愛とかめっちゃいいじゃん！！」
A『いや、そもそも翔太が嫌がりますよ笑」
渡「俺がなんだって？」
A『わわわ！！！びっくりしたぁ…
えっと……翔太と幼馴染だよって話…してた！！」焦
何でこのタイミングで来ちゃうの…！！汗
心の準備できてないって……！！汗
テンパって変なこと口走らないでよかった…
渡「ふーん、まぁいいけど。
すみません、深澤先輩ですよね…？
あっち席なくて、ここの席いいですか？」
深「もちろん！Aちゃんの隣座りな？」((ﾆﾔ
何も知らない翔太が普段通り接してくれてるのが
唯一の救いかもしれない。
隣の席を引く音がして、翔太は早速ラーメンを食べ始めた。
……辰哉先輩、ニヤニヤしないでください。
ごはん食べながら静かにしてたけど、
来海ちゃんもニヤニヤしてるのバレてるよ。汗
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作者名：大野桜 | 作成日時：2022年1月10日 18時
