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A以外って私除外されてる?!
A「それって私が原因でみんな遅刻したから・・・」
五条「違う違う。僕さぁ今日久しぶりにオフの日なんだよね。だからAに稽古つけようと思って」
え、なんで私だけ?
そもそも五条先生の稽古ってとんでもないのでは?
A「遠慮しま・・・」
五条「ん?なんか言った?」
と、言葉を遮られた。
これは断ってはいけない雰囲気。
A「ナニモ、イッテナイデス」
片言の日本語で言うと五条先生は納得したように言う。
五条「じゃあ他の三人行っといで。伊地知が待ってるよ」
その言葉に3人は歩きはじめる。
五条「さて」
姿が見えなくなると、五条先生は息をついた。
五条「稽古ってのは嘘ってことで。これから硝子のところに行くよ」
A「え、あ、稽古は嘘?!」
五条「まぁ時間があったらやってもいいけど。先に硝子のところね」
硝子・・・というのは家入硝子ちゃんのことだろう。
今から会えるのか、楽しみ〜!
でも、知ってるのは隠さないと。
A「はーい」
でも五条先生は私のちょっとした隙を見逃さなかった。
五条「硝子のことは知ってんだ?」
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作者名:あいすくりーむこーん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2022年2月19日 16時