3話 ページ5
同時刻 ライブ会場内
ライブ会場に観客が揃った頃……
[ 麦わらのルフィ ] をはじめ、ナミ・チョッパー・ウソップら一味もまた、指定の観客席でライブが始まるのを待っていた。
｢すんげぇ人が集まってねぇか…？｣
｢あのウタが！初めてファンの前でやるライブだからね！｣
元々ウタのファンだったナミは、観客の多さに圧倒されたフランキーにその人気と魅力を熱く語る。
一方熱狂的ファンのウソップとチョッパーは気合十分といった様子で、テンションも最高潮に達していた。
｢こんないい場所で見られるなんて！
オレ……オレェェーー！！｣
既に号泣しているチョッパーがサイリウムを両手に握り、興奮気味に感嘆する。
それもそのはず。
麦わらの一味の席は、おそらくウタが登場するであろうメインステージの真正面、ど真ん中。
会場に設営された巨大モニターや四方に広がる大勢のファン達の姿も一望出来る。申し分ない、まさに特等席だった。
｢しっかしよくこんないい席取れたなァ｣
｢確かチケットを用意したのって、ナミだったわよね？｣
改めて周囲を見渡すフランキーに並び、ブルックと共に買い出しから戻ったロビンが聞く。
｢えぇ、その事なんだけど…｣
ナミはピンと人差し指を立て、こう続けた。
｢実はサプライズ抽選が当たったのよ〜！｣
｢｢サプライズ抽選…？｣｣
料理の配膳を終えたサンジと、端で聞いていたゾロが声を揃えて言った。2人は一瞬目が合うと、｢ふんっ｣とお互いそっぽを向く。
｢サプライズ抽選って？一般応募とは違うのかしら…｣
｢ううん、最初にチケットを応募した時は一般席だったけど…。
ライブチケット当選者の中からさらに抽選で当たったのがこの特等観客席ってわけ！｣
ふふん！と得意げに笑うナミに、ウソップとチョッパーは｢すげーー！｣と大喜び。
｢なるほど〜、だから俺たちだけ別で案内されたのか｣
｢オレたち本当に運が良かったんだな！｣
｢ありがとう、ナミさんっっ……！！｣
サンジは涙を流しながら、偉大なる航海士を拝んだのだった。
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (11月10日 8時) (
レス) @page25 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - お久しぶりです。続きの更新が楽しにしています😊後、この小説はトラファルガー・ローオチでお願いします🙇 (10月21日 18時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2023年3月13日 1時) (レス) id: 967e5fc6bc (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 面白くて入りやすいです！！関係性や過去が気になります！頑張ってください！！ (2022年12月27日 23時) (レス) @page25 id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めてまして、この小説は、トラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2022年10月27日 8時) (レス) @page1 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：毘張 | 作成日時：2022年9月24日 21時
