16話 ページ18
一方升席に戻った麦わらの一味も、同じく声を出して驚いていた。
ﾛﾋﾞﾝ｢あらあら……腕の良い剣士だと思っていたけど、可愛らしい子じゃない｣
ﾌﾗﾝｷｰ｢ウタとは随分雰囲気が違うなァ｣
ﾌﾞﾙｯｸ｢ヨホホホ！まさかあんなに美しい方だったとは、思わず目玉が飛び出しそうです！
…まぁ、私目玉無いんですけど！｣
三人が率直に感想を述べると、それまで興味無さげに壁に寄りかかっていたゾロが眉間にシワを寄せて、無言でステージを見つめていた。
ﾅﾐ｢ゾロ、アンタ何でそんなに睨んでるの？｣
ｿﾞﾛ｢あ？睨んでねェよ｣
ﾅﾐ｢睨んでたわよ……そんなにあの子が気になる？｣
ｿﾞﾛ｢………別に｣
ﾅﾐ｢ふーん｣
ナミに確信を突かれるようなことを聞かれ、ゾロはふいっとステージから目を逸らす。
しかし逸らした先にも巨大モニターに映るAが居り、彼女と目が合ったような感覚がしたゾロは眉間のシワをさらに濃くしたのだった。
ｻﾝｼﾞ｢う、美し＿＿＿＿ ｣
ﾁｮｯﾊﾟｰ｢サンジーー！！｣
目がハートになるほど見惚れたサンジが、盛大に鼻血を吹き出しその場に崩れ落ちる。船医のチョッパーが慌てて駆け寄り｢しっかりしろォ！！｣と布を鼻に押し当て応急処置を施す。
そのすぐ後ろにいたルフィには先程までの笑顔はなく、ウタの時と同じように、メインステージに立つAの姿を凝視していた。
ｳｿｯﾌﾟ｢どうかしたか、ルフィ？｣
普段と様子の違う船長を気遣うウソップに気付いたルフィは、数秒の間を置いて｢そうだ！思い出した！｣と顔を上げた。それに驚いたウソップはルフィの頭をサッと避ける。
ｳｿｯﾌﾟ｢お、思い出したって……何を？｣
避けた拍子に顔に張り付いた髪を払うウソップに構わず、満面の笑みでルフィが告げる。
ﾙﾌｨ｢アイツもさァ、ウタと同じ＿＿＿＿＿＿ ｣
ｳﾀ｢はいはーい、みんな落ち着いて！｣
しかしウタの一際大きな声によって、その言葉は遮られてしまったのだった＿＿＿＿＿＿
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (11月10日 8時) (
レス) @page25 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - お久しぶりです。続きの更新が楽しにしています😊後、この小説はトラファルガー・ローオチでお願いします🙇 (10月21日 18時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2023年3月13日 1時) (レス) id: 967e5fc6bc (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 面白くて入りやすいです！！関係性や過去が気になります！頑張ってください！！ (2022年12月27日 23時) (レス) @page25 id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めてまして、この小説は、トラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2022年10月27日 8時) (レス) @page1 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：毘張 | 作成日時：2022年9月24日 21時
