14話 ページ16
照明は暗くなり、一筋のスポットライトがウタに当てられる。
改めて客席の方に向き直り、｢ここで！みんなに嬉しいお知らせがあります！｣とウタは声を張った。
ｳﾀ｢いつもの映像電伝虫を使った配信ライブは、私が疲れて眠くなっちゃうからすぐに終わっちゃうけど……
今回のライブは “エンドレス”！永遠に続けちゃうよ｣
ｳﾀ｢そう！みんなとずーっと一緒にいられるってこと！！配信で楽しんでるみんなも！
この会場にいる君たちも！もっともっと楽しんじゃおう！！｣
ウタが声高に宣言すると、おぉー！と会場にどよめきが走った。
ｳｿｯﾌﾟ｢すっげェー！一人でライブやり続ける気かよ！｣
ﾁｮｯﾊﾟｰ｢最高かよー！！｣
興奮するウソップの頭の上に飛び乗り、チョッパーもテンションを上げる。
客席から声援が送られると、ウタは片手を挙げて｢あともう一つ！｣と続けた。ファンたちは｢なんだ、なんだ？｣と振っていたペンライトを下ろす。
ｳﾀ｢実は今日、この場を借りてみんなに紹介したい人がいるの｣
ウタの思わぬ発言に、会場から驚きの声が上がる。
ｳﾀ｢本当はここで登場してもらう予定だったんたけど、さっきの海賊たちが襲ってきたから、私が呼んで守ってくれたんだよね。
そこで改めて、みんなにも知って欲しいの……
私の大切な親友……
ウタが慎重に言葉を重ねると、観客はざわめきつつも、大きな拍手で迎えた。再びステージに現れた騎士にスポットライトが点灯する。
二人はは誰にも聞こえないくらいの声で一言二言会話すると、騎士はウタの隣に立った。
ｳﾀ｢いつも配信を見てくれてる人は分かると思うけど……
私がこうして無事にライブを開催できたのは、
｢彼女…ってことは｣
｢意外！ミューズ・ナイトって女の子だったんだ…｣
｢私、男の人だと思ってたわ！｣
これまで年齢・性別共に謎だった騎士の新たな情報に、会場からは驚きの声が相次ぐ。
ｳﾀ｢今まで素性を隠してきたのには訳があるんだけど……
その前に、まずは自己紹介だね！｣
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (11月10日 8時) (
レス) @page25 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - お久しぶりです。続きの更新が楽しにしています😊後、この小説はトラファルガー・ローオチでお願いします🙇 (10月21日 18時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2023年3月13日 1時) (レス) id: 967e5fc6bc (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 面白くて入りやすいです！！関係性や過去が気になります！頑張ってください！！ (2022年12月27日 23時) (レス) @page25 id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めてまして、この小説は、トラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2022年10月27日 8時) (レス) @page1 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：毘張 | 作成日時：2022年9月24日 21時
