10話 ページ12
ｻﾝｼﾞ｢おいおい、ウタちゃんを狙うなんてクソどもは
俺が相手してやる｣
身軽そうな金髪の男性の後に続いて、ラフなフード姿の骸骨男と緑髪の男性が剣を抜いた。
ﾌﾞﾙｯｸ｢素晴らしいステージを汚す不届き者を放ってはおけませんね｣
ｿﾞﾛ｢ようやく面白くなってきやがった｣
ｴﾎﾞｼ｢クラゲ海賊団を舐めるなァ！｣
応じてエボシが攻撃するが、緑髪の剣士に軽々と弾かれ倒れる。
緑髪の彼……確かライブ前に迷子になったのを連れ戻した人だ。噂には聞いていたけれど、凄腕の剣士なのは本当みたい。
ﾌﾞﾙｯｸ｢掠り唄＿＿吹雪斬り｣
ｼﾞﾝﾍﾞｴ｢魚人空手、槍波！｣
剣士に続いて麦わら一味の面々が海賊たちを倒していき、ついにはオーブンやルフィが加わり会場は乱闘状態に陥る。
ウタを守るためとはいえ、これ以上の戦闘はウタや周りの観客にまで被害が及ぶかもしれない。それだけは避けなければ……
ｳﾀ｢はーい、そこまで！！｣
するとウタが、明るい声でルフィたちに呼びかける。
ｳﾀ｢ルフィとみんな！守ってくれてありがとう！でも、喧嘩はもうおしまい！｣
ｵｰﾌﾞﾝ｢喧嘩だと？｣
海賊同士の勝負を｢喧嘩｣呼ばわりされ、オーブンが心外そうに片眉を上げる。
ｳﾀ｢みんな私のファンなんだから、仲良くライブを楽しんで！｣
ｳｿｯﾌﾟ｢いやでもこいつら、プリンセス・ウタとその子を連れ去ろうとしているんだぞ？｣
長鼻の青年がスリングショットを下ろしつつ、ウタと私の方を見て言う。
ﾌﾗﾝｷｰ｢それに、話してわかる相手じゃねェ｣
ｵｰﾌﾞﾝ｢俺たちは欲しいものがあったら戦って奪う。海賊だからな！｣
青髪にサングラスの派手な男性がオーブンと殴り合いながらそう言うと、ウタは子供をしつけるように人差し指を立てた。
ｳﾀ｢じゃあ、海賊やめちゃおう！今までやった悪いことは、私が許してあげる！｣
＿＿＿＿＿＿ウタ、残さず食べなきゃだめよ？
その姿に、幼い頃の懐かしい光景を思い出す。
ｳﾀ｢ねぇ、ほかのみんなも悪い海賊なんておしまいにして、私と一緒に楽しいこといっぱいの世界で過ごそう？｣
ウタの言葉に、ステージ奥のアニマルバンドのメンバーたちが顔を合わせて頷くいた。
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (11月10日 8時) (
レス) @page25 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - お久しぶりです。続きの更新が楽しにしています😊後、この小説はトラファルガー・ローオチでお願いします🙇 (10月21日 18時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2023年3月13日 1時) (レス) id: 967e5fc6bc (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 面白くて入りやすいです！！関係性や過去が気になります！頑張ってください！！ (2022年12月27日 23時) (レス) @page25 id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めてまして、この小説は、トラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2022年10月27日 8時) (レス) @page1 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：毘張 | 作成日時：2022年9月24日 21時
