ハマダ歌謡祭 ページ45
───京本side
『大我、この後暇？』
京本「うん暇！！！ご飯行く？」
『行く！』
やった！とグルメサイトを漁り始める隣の可愛い可愛い俺の天使ちゃん。
今日はハマダ歌謡祭に一緒に出演する。
チームは違うけど、一緒に歌えたらいいななんて。
『見てみて』
京本「ん？」
天ぷらの写真を嬉しそうに見せてくる羽月。
京本「天ぷらにする？」
『ううん！これは海老天を見せただけ』
京本「ふはっ、変なの」
今日の羽月は不思議ちゃん成分が多いみたいだ。
たぶん疲れている証拠なんだろうな。
この業界に長くいて、周りも大人ばかりだから同い年の子と比べると幾分か大人びている羽月。
でも、それも“大人びた紅谷羽月”を演じているだけに過ぎないと気づいたのはコロナ禍になってからだった。
毎日のように会っていたのがパタッと会えなくなり、寂しがり屋な羽月が電話越しに弱音を吐いたあの日。
俺らのマネ、羽月のマネの花宮さん、そして父親の松岡くんに許可を取って夜中だけど会いに行ったことを昨日のことの様に思い出せる。
『大我？』
キョトン顔で俺を見上げる羽月は素の甘えんぼう我儘レディ。
『大丈夫？疲れちゃった…？』
京本「羽月が可愛すぎて脳内会議開いてた」
『んふふっ、なあにそれ？』
田中「あーー！！きょも！！！羽月！！！イチャイチャしないで！！！」
大声を出しながら樹が寄ってくる。
まだ収録の始まらないスタジオの隅で椅子を2つ並べて、羽月が俺の肩に頭を乗せている状態。
言いがかりつけてくる樹よりも密着してないんだけどな？
田中「俺も！！仲間に！！入れて！！！」
『重い』
むぎゅむぎゅと左から樹に押されて、樹と俺の真ん中で細くなってしまった羽月。
ジェシー「AHAHA!!!! どーなってるのそれ！！！」
これまた大声で笑うジェシーが俺ら3人の写真を撮ってアンストのグルチャに載せた。
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Ayaka(プロフ) - わかりました！楽しみに待ってます！頑張ってください (5月27日 23時) (
レス) id: f23d5c420b (このIDを非表示/違反報告)
桜花琉里(プロフ) - Ayakaさん» コメントありがとうございます！りせちゃんメインのお話作成中なのでお待ちいただけたら幸いです( ¨̮ ) (5月27日 14時) (レス) id: 55763fbad6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayaka(プロフ) - りせちゃんをもっと出して欲しいです (5月26日 2時) (レス) id: f23d5c420b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2023年5月8日 2時
