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「んー…だいじょうぶだよ？」
大丈夫じゃない顔で大丈夫っていうのなんなの！？
急に。呼び出しがなくなった。少しずつ減ってた。ということはいい方向に行ってるのかもしれない。うん。よかったよかった。
と思ってたのに、そこからまた徐々に…ではなくて急に。パタリとなくなった。
と、いうことはAとはなすタイミングもパタリと無くなってしまって…。まぁ、ね？離そうと思えば話せるんだけど、他の友だちと一緒…みたいな感じでなんか寂しい。
それに心配。だから、Aが一人でいる隙を狙って「大丈夫？」と聞いてみれば、眉を下げて「だいじょうぶ」という。
…嘘つけよ！！！ぜっったい大丈夫じゃない顔じゃん！！！それに俺知ってんだからね！？Aが全く彼氏と一緒にいないこと！！！その代わりに浮気してること言る時間増えてること！！！！なのに大丈夫なことあるかよ！！！
とは思うけどそれをぶつけることなんてできず。普通の友だちとしているしかない。これがね？彼氏っていう存在なしだったらそりゃもうガンガンにアピールしていくけど、それとは違うじゃん。だから、何事もないようにするしかない。見守るしかないの。
高「そういえばさ、ジェシーの最近仲良い子いるじゃん」
ジ「男子？女子？」
高「女の子の…あの、小柄な子いたじゃん。」
ジ「あー…A？」
高「そうそう。…あの子、だよね？」
ジ「そうだけど…Aがどうかした？」
高地と一緒にお昼ご飯を食べてるとき。廊下を通ったAをチラッと見ながら少し声を潜めて話し出す高地。つられて俺の声も小さくなりながら先を促す。すると少し言い辛そうにしてから、小さく、本当に小さく呟いた。
高「別れたんだよね？」
ジ「…HEッ！？！？」
高「声デカい！！座れ！！あとちゃんと飲み込め！！」
驚きすぎてでっかい声は出たし、勢いよく立ち上がっちゃったし。…パンかじった直後だったのも許して。そんくらい衝撃だったの。
ジ「…っで！それマジ？本当？」
座って飲み込んで。身を高地に寄せて声を潜めて聞けば頷く。
高「ジェシー知ってるかと思ったけど…知らなかったの？」
ジ「この反応見て知ってたと思う？」
高「むしろこっちが驚きだよ」
「本題からそれるなぁ」なんて言いながらお弁当を食べる高地。…そうだよな。俺が知ってると思って話始めたってことは本題があるんだよな。一応の確認だったっていうことだよね
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あるく(プロフ) - 初めまして。素敵なお話し拝読させて頂きました。他の天羽様のお話も拝読させて頂けたらと青い鳥の方にJC84…よりリクエストさせて頂いております。DMが送信エラーになった為、こちらにご連絡として記載してしまい申し訳ございません。宜しくお願い致します。 (8月22日 1時) (
レス) id: 5b729f761e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天羽
| 作成日時：2023年6月11日 3時
