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高「もう花火見るとこ向かってたけどいいよね？」
ジ「早い方がいいし、いっちゃおー！」
振り返って声をかけてくれた高地君に乗っかるように突進したジェシー。ほんとテンション高いな。勢いすごかったから高地君転びそうだし。
北「慎太郎に連絡しなくて大丈夫？」
「あー、連絡は来てたから返したよ。大丈夫って」
北「俺からも連絡入れたから。探してたみたいだよ」
「…でも、この人混みじゃ無理でしょ」
花火がよく見えるスポットのほうに向かえば向かうほど人は多くなる。もうごちゃごちゃ。高地君が見えやすいところ知ってるみたいでそっちに向かうけど、人混みは通るようで。浴衣とか、髪の毛とかが気になってうまく歩けない。…そんな人混みで慎太郎たちを見つけるのとか、無理でしょ。
高「あーもう！うざい！Aちゃんに返すから！」
少し人混みを抜けたところで私の方に押し戻されるジェシー。
高「お前に絡まれると歩きづらい！Aちゃん、相手してやって！」
北「…ちょうどいいし、人よけにしな。後ろ歩いてりゃ少し楽でしょ」
歩きづらい!なんて愚痴ってたから北斗がそう言ってくれたけど、人よけに使うなんて悪いでしょ。普通に。
ジ「こーちひどーい！」
でっかい声で、笑いながら、多分1�个盪廚辰討覆い海箸鮓世Α�そのジェシー君の声は聞かずに高地君と、いつの間にかその隣に行った北斗がまた先を歩く。
「…うざいって言われるくらい何の話したの？」
ジ「え！？…普通だよ!普通!」
置いて行かれたらたまったもんじゃないから前の二人を追いかけながら話をする。話すには後ろではやっぱり難しくて、出来るだけ隣を歩こうとするけど、…人混みを歩くのはやっぱり難しい。遅れてしまいそうになる。
ジ「…つかむ？」
差し出される浴衣の袖。掴んだら余計歩きづらそうな気がして断る。ジェシーだって歩きづらいだろうし。
ジ「はぐれるの防止のために！あと、俺がAちゃん見失わないように」
そう言って強制的につかまされる。
「…ごめんね？」
ジ「いいのいいの！」
意外にも歩きやすくて、自分も、はぐれない安心感があってかさっきより何倍も楽だった。
少しすれば人混みは抜けた。そのまま近くにある川の方へ。少し足場が悪いからあんまり人がいない。でも、立っていられないほどでもないし、何より川が近いからか涼しくていい。
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あまは(プロフ) - よしのさん» 最高だなんて…ありがとうございます！もう少しで完結の予定ですが、それまでお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2021年12月20日 0時) (
レス) id: aa4a13b0c9 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - シンプルに最高な作品に出会ってしまいました！！！ありがとうございます＾＾お身体ご自愛ください！ (2021年12月17日 11時) (レス) @page45 id: 2f2270aaf2 (このIDを非表示/違反報告)
あまは(プロフ) - hohoさん» 私もしばらく前に学生生活を終了した身なので記憶を引っ張りながらですが、そう思っていただけてすごくうれしいです！こんな作品ですが癒しになっているなら幸いです(笑)育児がんばってください！ (2021年12月16日 1時) (レス) id: aa4a13b0c9 (このIDを非表示/違反報告)
hoho(プロフ) - きゅんきゅんを何処かに置いてきた私の癒しです笑。こんな高校生活送りたかったー！って思いながら育児頑張ります( ^ω^ ) (2021年12月15日 18時) (レス) id: 80be9b38a5 (このIDを非表示/違反報告)
天羽(プロフ) - ありありさん» 凄く嬉しいコメントありがとうございます！！すごく励みになります！また書きたいお話はあるのでしばらく後になってしまうかと思いますがジェシー落ちは書く予定ですので気長に待ってもらえたら嬉しいです！！ (2021年12月15日 14時) (レス) id: 13830d60cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天羽
| 作成日時：2021年11月7日 2時
