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絶対今のやり取りしたことある。…よくあることなんだけど、なぜか引っかかる。
「食べる？」
高「いいの？」
「どーぞ？」
高地君のイチゴと交換。…さすが王道、イチゴもおいしい。隣では高地君が少し渋い顔。
高「…うん、ありがと」
「まぁ、クセはあるしね」
高「スッキリはしてていいね」
無理やりのようにいい感想を出してくれる。こういうとこほんと優しい。そのふわっと笑った顔を見て思い出した。
「ジェシーだ。」
高「なに？ジェシー？」
思わず音として出てしまった名前。そうだ、チョコミントのやり取り、ジェシーとだ。夏に、ショッピングモールでアイス食べた時。あの時ジェシーは「意外とうまい」って言って笑ってた。
「…ジェシーさ、最近変じゃない？」
名前を出してしまったことで不思議そうに私を見る二人に最近の疑問をぶつける。そうだ、あの人最近おかしいんだ。
「前まではさ、見かけたら声かけてくるし、毎日連絡来るしって感じだったのに、最近は連絡もないし、声なんてかけてこないし、何なら私が声かけようとすると逃げるし」
最近…あの、慎太郎と初めて距離を置いたあの日の朝以来おかしいと感じていたジェシーの行動を二人に話せば、二人は顔を見合わせながら「あー…」なんて言う。なんか知っているのか？
高「心配なんだ？」
「まぁ、そりゃ、前まであんなにうるさかったのに、とは、思うけど、」
北「今まで一番Aに構ってたもんな、あいつ」
「構ってたっていうか、絡まれてたというか…。なんかあったんなら今まで迷惑かけた分話くらい聞いてあげたいとは思うからさ。…なんかあったの？」
北「…あったんじゃない？俺らからは言えないけど」
高「Aちゃんさ、前言ったこと覚えてる？」
「前言ったこと？」
高「慎太郎以外も見てみなってやつ」
「…あぁ、修学旅行の時の？覚えてるよ。面白いことあるかもってやつでしょ？」
北「高地、そんなこと言ってたの？おせっかい」
高「それくらいよくない？」
言われたことは覚えていた。でも、出来なかった。丁度、慎太郎と距離を置くことで頭がいっぱいになって…なんなら慎太郎のことしか考えてなかったくらいだから。それをそのまま伝えれば、高地君は目を丸くした。
高「うそだ。ジェシーのこと考えてたじゃん。見てたってことじゃないの？」
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あまは(プロフ) - よしのさん» 最高だなんて…ありがとうございます！もう少しで完結の予定ですが、それまでお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2021年12月20日 0時) (
レス) id: aa4a13b0c9 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - シンプルに最高な作品に出会ってしまいました！！！ありがとうございます＾＾お身体ご自愛ください！ (2021年12月17日 11時) (レス) @page45 id: 2f2270aaf2 (このIDを非表示/違反報告)
あまは(プロフ) - hohoさん» 私もしばらく前に学生生活を終了した身なので記憶を引っ張りながらですが、そう思っていただけてすごくうれしいです！こんな作品ですが癒しになっているなら幸いです(笑)育児がんばってください！ (2021年12月16日 1時) (レス) id: aa4a13b0c9 (このIDを非表示/違反報告)
hoho(プロフ) - きゅんきゅんを何処かに置いてきた私の癒しです笑。こんな高校生活送りたかったー！って思いながら育児頑張ります( ^ω^ ) (2021年12月15日 18時) (レス) id: 80be9b38a5 (このIDを非表示/違反報告)
天羽(プロフ) - ありありさん» 凄く嬉しいコメントありがとうございます！！すごく励みになります！また書きたいお話はあるのでしばらく後になってしまうかと思いますがジェシー落ちは書く予定ですので気長に待ってもらえたら嬉しいです！！ (2021年12月15日 14時) (レス) id: 13830d60cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天羽
| 作成日時：2021年11月7日 2時
