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意外と平気だった…と言ったら少し違うがジェシーの言ってた「なるようになる」の先を自分は知っているからか、初日の朝泣いて以来、苦しくて苦しくてどうしようもない、みたいなことはなかった。
行ける、と思ったとき、相談役兼幼馴染として一緒に帰ってみたりもした。これも意外といけて自分でもびっくりした。
最初こそ戸惑っていた慎太郎も次第に慣れてきたのかいつも通りに接してくれて、…たまに前みたいな距離感でこようとするけど、寸前で気付くのか止まってくれる。そのおかげでなんというか、普通に仲のいい幼馴染って感じになれていると思う。…そう、前が近すぎただけだから。
高「行くよー？」
「待ってよ。」
意外と平気に過ごせているのは他にも理由があって、私の気持ちを知っている人に慎太郎と距離を置くことを伝えたら以外にも気を遣ってくれて。放課後に出掛けるとか、勉強するとか、何かしらの予定を入れてくれてそのおかげで気がまぎれた。
今日は高地君と北斗とクレープを食べに行く。男二人じゃ入りずらかったからって理由をつけて誘ってくれた。
教室を出て二人のもとへ。並んで歩く二人を見ているとどうしても違和感を感じてしまう。
「ジェシー本当に行かないの？」
高「用事あるんだってさー。…いてほしかったの？」
「そういう訳じゃないけど、いないのなんか違和感だったから」
北「まぁ、色々あるんでしょ」
もう季節はすっかり冬。クリスマスも近づいてきていてどのお店もその雰囲気を出している。風に寒い!と文句を言いながら三人で歩いて着いたのは小さくておしゃれなお店。外まで甘い匂いがしている。確かに、男の子だけじゃ入りにくそう。
「え！？珍しい！」
北「何…あぁ、チョコミントね」
メニューを見ていたら目に入ってきた水色。チョコミントのクレープなんて出会ったことない。悩むことなく買い、座って二人を待つ。あとから来た二人イチゴなんてかわいいやつ持っててちょっと笑ってしまった。
「うわ、うまー…」
夏時期は多く売ってるチョコミントだけど、冬ってなかなか出会わないからそのレアさも相まってすごくおいしく感じる。食べ進めてれば視線を感じる。
「なに」
高「いや、おいしそうに食べるなーと思って。チョコミントでしょ？」
「そうだけど…なに？チョコミントアンチ？」
高「ちがうわ。食べれるんだって思って。歯磨き粉みたいな味しない？」
「…それ、禁句」
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あまは(プロフ) - よしのさん» 最高だなんて…ありがとうございます！もう少しで完結の予定ですが、それまでお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2021年12月20日 0時) (
レス) id: aa4a13b0c9 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - シンプルに最高な作品に出会ってしまいました！！！ありがとうございます＾＾お身体ご自愛ください！ (2021年12月17日 11時) (レス) @page45 id: 2f2270aaf2 (このIDを非表示/違反報告)
あまは(プロフ) - hohoさん» 私もしばらく前に学生生活を終了した身なので記憶を引っ張りながらですが、そう思っていただけてすごくうれしいです！こんな作品ですが癒しになっているなら幸いです(笑)育児がんばってください！ (2021年12月16日 1時) (レス) id: aa4a13b0c9 (このIDを非表示/違反報告)
hoho(プロフ) - きゅんきゅんを何処かに置いてきた私の癒しです笑。こんな高校生活送りたかったー！って思いながら育児頑張ります( ^ω^ ) (2021年12月15日 18時) (レス) id: 80be9b38a5 (このIDを非表示/違反報告)
天羽(プロフ) - ありありさん» 凄く嬉しいコメントありがとうございます！！すごく励みになります！また書きたいお話はあるのでしばらく後になってしまうかと思いますがジェシー落ちは書く予定ですので気長に待ってもらえたら嬉しいです！！ (2021年12月15日 14時) (レス) id: 13830d60cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天羽
| 作成日時：2021年11月7日 2時
