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やり直しも含め、中々に残ってた課題も終わりが見えてきた頃には夕方って感じの空になっていた。そろそろ帰るかーなんてゆっくり荷物を片付け始める。
北「ねぇ、樹。図書室行くの付き合ってくれない？」
樹「は？俺？高地でいいじゃん」
北「高地用事あるんだってさ」
高「そ、ちょっと買い物行きたくて。だから大我、付き合って」
京「え？めんどうなんだけど」
高「いいから！」
ジ「俺がどっちか行く？どうせ暇だし」
携帯をいじりながら男子たちの話が終わるのを待つ。だいぶ勉強道具を広げていたし、話しながらだし、長い。
高「いいから。お前はAちゃん送っていきなよ」
「え？私？別に大丈夫ですけど？」
突然自分の名前が出たことに驚いた。しかも送っていくとか、一人で帰れますけど。
高「あと暗くなっちゃうし、ね？」
「…いや、私も行くとこあるし、付き合わせるのも悪いしさ」
ジ「全然付き合うよ？暇なんだってこの後」
優しく言うからなんとなく否定の言葉がのどでグッとつまってしまう。
樹「そういうことね。なら北斗に付き合ってやるよ」
北「察しいいじゃん。…じゃ、俺ら図書室閉まる前に行くわ」
1組。
京「…なんかあるの？」
高「いいから、あとで教えるから！俺らも早く行くぞ」
また1組。と教室を出て行く。残るのは私とジェシー。とりあえず、と荷物をもって人気のない校舎を歩く。
ジ「行くとこあるってどこいくの？」
「買い物。一人でも行けるしさ、帰っていいんだよ？」
ジ「いいじゃん。一緒に行きたい。嫌じゃなきゃ行かせてよ」
私、子犬っぽい顔に弱いのかもしれない。眉毛を下げて言われては、別に嫌ではないし、頷くしかできない。
「本当にいいのね？」
ジ「いいの！一緒に出掛けてもみたかったし！」
「そんなのもっと時間あるときいくらでも行くよ？」
ジ「まじで！？」
…この間の、初めて電話した時もそうだけど、小さいことでも大喜びしてくるよな。一緒に出掛けるってだけなのに。
歩いて、バスに乗って、着いたのはショッピングモール。少しずつお店に寄りながら目的のお店に行く。
「あったー！」
前に一回諦めたけど後悔しちゃってた服。せっかく外出たし、ちょうどいいから買いに来るって今日は朝から決めてた。
ジ「そういう服好きなんだ」
私がもっていたのはちょっとボーイッシュな感じのもの。確かにこういうの好んで買うこと多いかも。
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あまは(プロフ) - よしのさん» 最高だなんて…ありがとうございます！もう少しで完結の予定ですが、それまでお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2021年12月20日 0時) (
レス) id: aa4a13b0c9 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - シンプルに最高な作品に出会ってしまいました！！！ありがとうございます＾＾お身体ご自愛ください！ (2021年12月17日 11時) (レス) @page45 id: 2f2270aaf2 (このIDを非表示/違反報告)
あまは(プロフ) - hohoさん» 私もしばらく前に学生生活を終了した身なので記憶を引っ張りながらですが、そう思っていただけてすごくうれしいです！こんな作品ですが癒しになっているなら幸いです(笑)育児がんばってください！ (2021年12月16日 1時) (レス) id: aa4a13b0c9 (このIDを非表示/違反報告)
hoho(プロフ) - きゅんきゅんを何処かに置いてきた私の癒しです笑。こんな高校生活送りたかったー！って思いながら育児頑張ります( ^ω^ ) (2021年12月15日 18時) (レス) id: 80be9b38a5 (このIDを非表示/違反報告)
天羽(プロフ) - ありありさん» 凄く嬉しいコメントありがとうございます！！すごく励みになります！また書きたいお話はあるのでしばらく後になってしまうかと思いますがジェシー落ちは書く予定ですので気長に待ってもらえたら嬉しいです！！ (2021年12月15日 14時) (レス) id: 13830d60cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天羽
| 作成日時：2021年11月7日 2時
