手合わせしないと出られない部屋 鉢屋 ページ33
リクありがとうございます
あの時と同じ様にたくさんの武器が並んでいる。その中には三郎の得意武器である鏢刀も置いてあった。
「……A先輩と手合わせだなんて、何年ぶりですかね？」
「お互い実習とかで忙しくて出来なかったもんね…。じゃあやろっか」
苦無に手を伸ばした私の手を三郎は掴む。何事かと思って三郎の顔を見た。
「お互いに武器を使用するのはやめましょう。万が一怪我をさせたら嫌なので」
「…？わかった」
互いに向き合う。神妙な空気が流れた。正直5年生の中で一番戦いにくいのは三郎だ。何を考えているか予想がつかない。仙蔵の様にえげつない作戦を考えてそうだし、小平太の様に本能で動いてきそうだし。
そんな事を考えていれば三郎の姿が一瞬にして消えた。気配を探り三郎の攻撃を避けて逆に仕掛ける。私だって6年生。そう簡単にやられてたまるか。
「……流石ですね、A先輩」
「三郎もね」
数十分後には私によって三郎は組み敷かれていた。悔しそうな顔で見つめる三郎をドヤ顔で見返す。雑渡さんにも褒められた腕前だもん。力は負けてるかもしれないけどそれ以外で培ってるのだ。
「ありがとう三郎。久々の手合わせ楽しかったよ」
「私もです。色々と勉強になりました」
抑える力を緩めて立ち上がる。三郎に手を差し出せばその手を掴まれた。＿＿＿そしてそのまま引き寄せられる。
三郎にもたれかかる様にバランスを崩した私は冷や汗が出るのを覚えた。三郎がこのまま解放する未来が見えない。
「こうしてしまえばA先輩は身動きとれませんからね〜」
「さ、三郎……？」
三郎の両手は私の片手をすっぽりと覆い隠す。強く揉まれ痛みに顔を歪めれば、耳元でクスクスと笑われる。
「こんな小さい手なのに＿＿＿」
指先を絡めると三郎は立ち上がった。私も半ば引っ張られる形で立つ。
「さぁデートしましょ、デート」
「はぁ？デート…？」
「今の私たち、恋人みたいじゃないですか。恋人限定で安くなるお店知ってるんで行きましょうよ」
「もう、誤解されたらどうするの」
「……いいじゃないですか、誤解されたままで」
小さく呟かれたその言葉は上手く聞き取れなかった。もう一度聞こうと尋ねたが、三郎にはぐらかされ聞くことは出来なかった。
接吻しないと出られない部屋 潮江＋食満→←接吻しないと出られない部屋 野村
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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です！リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (
レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします！ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…？」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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