【幼馴染で終われない】 ページ44
「わ…颯ちゃん髪の毛」
颯一郎「ん、染めてみた。どう？似合ってる？」
「すごい…泰輔さんみたい……派手…」
まじまじと颯一郎を見つめる。以前までの黒髪から一変、金髪へとイメチェンした颯一郎は物珍しそうに自分を見るAの頭を撫でた。
颯一郎「Aもイメチェンしなよ、イメチェン」
「……髪の毛染めろって事？」
颯一郎「それでも良いし、髪型変えるとかさぁ」
「髪型かぁ…」
確かにAはいつも一つ縛りだ。それが一番見慣れているため、髪型を変えるつもりは全くなかった。少し毛先が傷んだ部分を見つめながらAは悩む。
颯一郎「ねぇ〜お揃いにしよ」
「金髪はちょっと派手すぎるもん……。するなら茶髪かな」
颯一郎「Aの金髪も似合うと思うけどね」
「そんな事ないよ」
颯一郎「そんな事ありますぅ。Aは可愛いからどんな髪型も似合うって」
「すぐそう言う…」
そう軽くあしらいながらもAはイメチェンをしてみようかなと考えていた。後で行きつけの美容院を予約して染めてもらおう。そう心に決めて颯一郎との会話を広げた。
数日後。Aの家に遊びにきた颯一郎は目を丸くしていた。ついこの前までは黒髪だったAの髪は少し淡い茶色になっている。いつも後ろで結んでいた髪もサイドで緩く結ばれていた。
颯一郎「A……髪……」
「……似合ってる？颯ちゃん」
颯一郎「びっっっっくりするくらい似合ってる。可愛い」
「えへへ……颯ちゃんに初めて見せたくて…」
颯一郎「……！嬉しい、ありがとね」
玄関からリビングへと向かう間にも、颯一郎はずっとAを見つめていた。どうして自分の幼馴染はこんなにも可愛くて愛おしいのか。
颯一郎「ねぇA」
「なぁに？」
颯一郎「……キスしたい」
「？！何言って＿」
颯一郎「だってAが可愛すぎるんだもん。だめ？」
「だめ、だよ。颯ちゃん、私たちはただの幼馴染で」
颯一郎「幼馴染じゃなかったらいいの？」
屁理屈を述べながらも距離を縮める。Aの小さな手を片手で握りしめながら顔を近付ければ、首を横に振られた。
「颯ちゃん。それはそういう関係になってからにしよ…？」
颯一郎「なってくれるの？」
「………考えとくよ」
颯一郎「期待してるからね」
そう言って手を放す。紅潮した顔を隠すようにAはクッションに顔を埋める。心臓の鼓動はいつまでもうるさく鳴り響いていた。
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Rey - 坂本勇人選手を出してほしいです!! (12月30日 22時) (
レス) id: 3fec1b3175 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - はじめまして、四季と言います。最高です。これから応援してます!! (12月6日 0時) (レス) @page24 id: 0b6716a94a (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - めちゃおもろいです！ (12月1日 20時) (レス) @page16 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - お話好きなので消すのだけはどうか勘弁してください、、、、🥹 (12月1日 2時) (レス) @page15 id: d065f594fe (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - 小木田世代の話好きです🥹🫶🏼🩷 (12月1日 0時) (レス) @page15 id: dfc3189701 (このIDを非表示/違反報告)
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