【WBC強化試合��】 ページ29
周東「Aちゃんっ！」
「周東さん……？！皆さんの目があるので離してくれませんか…？」
周東「えーやだ、折角会えたのに」
そう駄々を捏ねる周東は背後からAを抱き締める。こんな場面をメディアに撮影されたら変な噂が立ちそうだ。ただでさえ目立っているというのに、これ以上目立ったら流石に滅入ってしまう。
周りの視線が痛いほど突き刺さる。懇願するように周東の手に自らの手を重ねれば、周東はギョッとしてAを離した。
周東「………Aちゃん手ちっさ」
「そんな事ないです…」
周東「そんな事あるよ、ほら」
互いの掌を合わせる。遥かに小さいAの手に儚さを覚え、周東は離さないと言いたげに指を絡めた。
周東「……可愛いね、Aちゃん」
「周東さん…」
周東「颯一郎君だっけ、羨ましいなぁ。こんなに可愛い子と触れ合えるんでしょ？幼馴染って狡い。俺もなんか特別枠に入りたいわ」
「……特別枠、ですか？」
周東「そう」
屈託のない笑みを浮かべた周東はAの腰を抱き引き寄せる。一気に距離が縮まりAは焦って逃げ出そうとした。しかしそこは男女の力の差、叶う訳なく諦める。
周東「Aちゃんの旦那さん枠、空いてたら立候補しようかな」
「へ…」
Aにしか聞こえない声のトーンでそう呟けば、次第に真っ赤に変わる頬。そんな様子が愛おしくて仕方ない周東は、Aの細い腰をさらに引き寄せる。
周東「俺、本気だからね？」
「周東さんっ……！周りの人見てるので、」
周東「誰も居なかったらいーの？」
「そういうわけじゃ、」
周東「じゃあいいよね」
そう言って顔を近付けた周東の頭を誰かが思い切り叩いた。衝撃の強さに帽子が少しズレる。それを直しながら周東が振り返れば、そこには甲斐がいた。
甲斐「揶揄いすぎ」
周東「そんな思い切り叩かなくても」
甲斐「困っとるやろ。ごめんねAちゃん」
「い、いえ、お気になさらず…」
甲斐「ほら行くぞ。また今度ね〜」
周東「ばいばーい」
腕を組んでこちらを見つめている牧原の元へ向かう二人。小さく手を振り返せば彼らは嬉しそうに手を振り返す。ついでに牧原にも返せば、恥ずかしそうに手を振り返してくれた。
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Rey - 坂本勇人選手を出してほしいです!! (12月30日 22時) (
レス) id: 3fec1b3175 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - はじめまして、四季と言います。最高です。これから応援してます!! (12月6日 0時) (レス) @page24 id: 0b6716a94a (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - めちゃおもろいです！ (12月1日 20時) (レス) @page16 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - お話好きなので消すのだけはどうか勘弁してください、、、、🥹 (12月1日 2時) (レス) @page15 id: d065f594fe (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - 小木田世代の話好きです🥹🫶🏼🩷 (12月1日 0時) (レス) @page15 id: dfc3189701 (このIDを非表示/違反報告)
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