【その職員に手を出すなかれ�ぁ� ページ26
Aが起床すると携帯にたくさんの通知が届いていた。どうやら付き纏いの件は他球団にも伝わっており、Aを知っている者から心配のメッセージが届いている。一人一人丁寧にメッセージを返していれば、珍しい名前を見つけて思わず手を止めた。
最後のやり取りは数ヶ月前。wbc優勝のお祝いのメッセージを送って以来、音沙汰無しだ。相手が忙しいというのも周知して頻繁にやり取りはしないようにしていたが、向こうから連絡してくれるとは思ってもいなかった。
大谷翔平と表示されたその画面には、「大丈夫？」とメッセージが届いている。時差もあるのにわざわざ送ってくれる大谷の優しさに、感慨深くなった。
山本「なんか嬉しそうやん」
Aの肩に肘を乗せて携帯を覗き込んだ山本は、画面を見て目を細めた。wbcを共に戦った仲間である大谷の事は勿論尊敬しているが、Aの事になれば話は変わる。
山本「……面識あったんか」
「wbcの強化試合の時にちょっと…。でも全然話してなかったからビックリしてる…」
いつまでも携帯を眺めているAに、つまらなくなった山本は携帯の画面を覆い隠した。
「もう……何するの」
山本「別に」
「……素直じゃないね、由伸君」
山本「……当たり前やろ」
好きな女を奪られそうになって焦らない男なんていない。唇を尖らせながらAの方へ体重をかける。
「由伸君、」
山本「その呼び方も何とかならんの？颯ちゃんとか宇田ちゃんとか呼ぶくせに、なんで俺は君付けなん。余所余所しい感じがしてヤだわ」
「………恥ずかしいから」
山本「…恥ずかしい？」
「ドキドキしちゃうの……だから君付け…」
山本「ドキドキしてる、って感じはせえへんけどな」
「……誤魔化してるからね」
山本「素直じゃないのはお互い様やな」
そう山本が笑いかければAは恥ずかしそうに顔を逸らした。
山本「恥ずかしいって事はそーゆー意味で捉えても問題ないよな？Aが俺の事意識してくれてるって」
「っ……」
囁かれたその言葉にAの頭はキャパオーバーする。メッセージに既読を付けたまま返信するのを忘れていたAは、大谷から電話がかかってくるまで気付くことはなかった。
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Rey - 坂本勇人選手を出してほしいです!! (12月30日 22時) (
レス) id: 3fec1b3175 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - はじめまして、四季と言います。最高です。これから応援してます!! (12月6日 0時) (レス) @page24 id: 0b6716a94a (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - めちゃおもろいです！ (12月1日 20時) (レス) @page16 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - お話好きなので消すのだけはどうか勘弁してください、、、、🥹 (12月1日 2時) (レス) @page15 id: d065f594fe (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - 小木田世代の話好きです🥹🫶🏼🩷 (12月1日 0時) (レス) @page15 id: dfc3189701 (このIDを非表示/違反報告)
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