占いツクールを始めて後悔した

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まよねーず殿堂入りした作品消すのは嫌だけど、荒らしはやめられないからねーw

まよねーずの豹変ぶりに、私は最悪な事態を想像した。

まさか…。いやだ、そんなの…。

嘘だと唱える脳と、震える手。

唇を噛み締めながら、私はボードを目に通した。

モヤシびーんず面白すぎるw ちょっと煽ればすぐのっかかる。こんなカモ他にはいないよ

モヤシちょっとびーんず責めるわwひたすらに

イクラほどほどにしなよーw

まよねーずもっと荒らそうよ!いっそのこと他の作品!

イクラいいね、しよう!

「…ひどい…。ひどいよ…」

頬を伝う涙が、ゆっくりと画面に落ちた。

ボロボロと、涙が出てくる。

こんなの、あんまりだ。




＿＿ねぇ、Aってウザくない？

__＿ほんとね、優柔不断すぎて。

＿＿友達のフリしてさ、どっかのタイミングで裏切ろうよ

＿＿どうせ中学校生活も今年で最後だし、いいよね



＿＿Aちゃんって暗くない？

＿＿それな！俺無理だわ

＿＿高校生活でぼっちは可哀想でしょ

＿＿誰かが話しかけてくれるの待ってるタイプだよね





私には、どこにも居場所がないというの？

中学も高校も、家にもない。

必死に縋り付いてた占ツクも、駄目。

どうすればいいの、私が何したの。

なぜ、どうして。

教えてよ…。

嗚咽する声が漏れたのか、母の声が聞こえた。

私は扉を開けようとして近付いたが、手を引っ込めた。

母はどう思ってる？

私は要らない子？いやだ、そんなの。

私には、誰も味方がいないんだ。

由香里も私のことを嫌ってるかもしれない。

いや嫌ってる。




占いツクールを始めて後悔した

終

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