Lovers again４ (ページ25)

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隆二side

「臣に好きって言われた？」

知らないフリして聞いてみた

『隆二本当に知ってたんだね。
臣くん、なっちゃんとのことあるから
今更そんなこと言われてもわたしどうしていいか
わかんなくて今日の朝逃げちゃった』

そう言って下を向いたA

俺は立ち上がってAの横にしゃがみ込み
Aの顔を持って俺と目線を合わす

「臣の方が好き？」

『隆二なんでそんなこと言うの？
わたしが隆二のことどれだけ好きか
まだ伝わってない？』

涙目で言うAが可愛くて

「ごめん、意地悪言った。
本当に伝わってるよ。臣もね、
俺の隣で笑ってるAが１番好きなんだって。
だからね、普通ってのは難しいかも知れないけど
なるべく今まで通りにしてあげてよ」

と言うと

『隆二は嫌な気持ちにならない？』

と聞いてきたから

「なんないよ。だってAは俺の奥さんでしょ？」

と言うと笑ってキスをして来てくれた

しばらく抱きしめて頭を撫でてあげると
Aは落ち着いたみたいで

『時間ないのにごめん。
もう大丈夫。臣くんにも次会えたら
ちゃんと謝るね』

と言ってから

『さ、ご飯食べよ』

と言ってくれたから一緒にご飯を食べ出す

その後シャワーを浴びてラジオへ向かった俺

今日のゲストの確認をしていたら臣だった

「さて始まりました、木曜日の夜は
今市隆二のSPARK～！
今夜は三代目J SOUL BROTHERSから
登坂広臣がゲストで来てくれてます。
みなさん最後までよろしくお願いします」

臣「こんばんは。登坂広臣です。
よろしくお願いします」

そう言って始まったラジオ番組

臣と普段通りに話しながら
リスナーからのメッセージを読む場面で
臣が悪い顔をして一枚の手紙を読み出した

臣「隆二くんご結婚おめでとうございます。
昨日の記者会見、本当に男らしくて
奥さんのことが大好きなんだな、って
すごく伝わりました。

そんな隆二くんに質問なのですが
奥さんがもし三代目メンバーの誰かと
知らないところでお出かけしていたら
隆二くんならどうしますか？だって。

隆二どうするの？」

「うーん。メンバーにもよるかな。
臣とは本当仲良くて２人で相談のし合いっこしたり
普通にしてる奥さんだから
臣と出掛けてても多分なんも思わないかも。

ただ直己さんやELLYとかだと
おいおい、どうした？ってなるかも」

臣「それじゃ直己さんやELLYと仲悪いみたいな」

「違うよ、仲良いんだけど
２人でいるところを想像出来ない…的な？」