Lovers again４ (ページ2)

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隆二side

「実は本当に勝手ながら
明日結婚式をAの誕生日に
サプライズしようと思っています」

そう２人に話すとお父さんは

「隆二くんの親御さんはいないのかね？」

と聞いてきたから

「今日の夜、こちらへ来る予定です」

と話すと

「俺たち会わせてもらっても？」

と言ってきたので

「是非お願いします」

と言うとお父さんは

「じゃあ夜に。これ、俺の連絡先だから
また電話くれるかな？」

と言って名刺を渡してくれた

「ありがとうございます」

そう言った俺に２人は

「Aのこと幸せにしてあげてね」

と言ってくれたので

「約束します！本当にありがとうございます」

と言うとお父さんたちは笑って
フロアに戻って行かれた

そのまま俺はAの元へ行くと
ちょうど海斗のお父さんたちに
Aはまだ結婚しないのか、と聞かれていて
Aは困った感じで答えていたから
俺はすかさず話しに割り込む

『…それは…「紗英さんと海斗さんのご両親ですか？
初めまして。三代目J SOUL BROTHERSの
今市隆二と申します。いつもお二人には
お世話になっております。
この度はご結婚おめでとうございます」

驚いた顔をしているのをチラッと見てから

「まだ発表してないので内密にお願いしたいのですが
今、僕と恵里奈さん
お付き合いさせていただいているんです」

そう言えば四人は明らかに驚いた顔をする

すると紗英のお母さんが色々質問してきた

少し話したあと

「恵里奈、素敵な人ね」とAに言う

『はい。本当にわたしには勿体ないぐらいです』

そう言ったAに俺は

「僕の方がとても恵里奈さんに助けられています。
皆さま少し僕にお時間いただけませんでしょうか？」

と言って４人を別室へ連れてく

明日のサプライズのことを話すためだった

別室へ着くなり俺が話し出したのを
４人は聞いてくれていて

「Aのこと幸せにしてやってね」

と言ってくれたので頭を下げながら

「ありがとうございます」

と言うと海斗のお父さんが

「本当君はイメージ通り男らしいな。
君にこれだけ思われているAは幸せだよ」

と言ってくれたので俺は頭を下げながら
自分の目に涙が浮かぶのを我慢出来なかった

それならまたみんなで会場に戻り
少し談笑したあと
結婚式の会場へと向かう

メンバーには両親からオッケーが出たことを話すと
みんなが喜んでくれた

そっと臣の隣に行き

「いつもありがとう」

と言うと臣は照れたように笑った