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本能のままに貪りついた彼女は
まるで麻薬のようだ




気持ち良すぎて何度抱いても足りない




汗だくの身体を流そうと起き上がって
隣で気を失ってるAを見ると
身体中に付いた赤い跡




え?俺こんな付けた?
って若干引きながらAを抱きしめる



部屋に戻ろうと思えば思うほど
離れられなくなる





「なんで側にいてくれないの?」




気を失ってるAに聞いても
返事が来ないのはわかっているのに
聞かずにはいられない





「俺がどんなに…」



そこまで言うと鳴り出す携帯




着信を見ると臣







隆二「どしたー?」






臣「どしたーじゃねぇよ。
今どこだよ」





隆二「え?ホテルにいるよ?」





臣「ちょっと呑みなおさねぇ?」





正直Aと離れるのはちょっとつらい



でも臣にあやしまれても困るから
「30分後に上のラウンジでい?」と言うと
「りょー」って電話は切れた




急いでシャワーを浴びて
Aの髪を撫でてキスをして臣の元へ向かう




俺がラウンジに着くと臣は
もう既に来ていた

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作者名:るいにゃん | 作成日時:2019年10月23日 22時

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