君が輝くなら僕は…Ⅱ (ページ11)

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57話ページ11

涼介side

大ちゃんを追い出してAの方を向く。

Aは下を向いていて表情は分からない...

「どーゆーこと...？何でAは大ちゃんに見えなかったの？？」

俺がそう聞くとAの身体がﾋﾞｸｯってしたのが分かった。

『...怒ってる...？』

下を向きながらそう聞くAの声は小さくて...震えていた。

「怒ってはないよ。Aは...その...幽霊なの？？」

俺がそう聞くとAは顔をあげて...

『そうだと思う...』

そういって悲しそうな顔をするA

「...思うって？」

『私もよく分からないの...幽霊ッて言っても私の体事態は生きてるし...』

「死んでないってこと？」

『うん...。何年も起きてない状態だねどね。入ろうとするとは入れなくて...』

『それに...私、、何か伝えなきゃいけなかった事...あったはずなのに思い出せないし...』

「A...」

『私、どうすればいいのか分かんないの...このままこの状態だったらきえちゃうのかな...私...』

そう言うAの目には涙が溜まってて...

もし、俺に何か出来るならしたいな...

それに1人は不安なのは俺も分かるし...

あの時、Aは俺をみんなの所まで連れてきてくれてたすけてくれたから...

今度は俺が何とかしてあげたい...