最終回 別れとその先 ページ31
２０分なんてあっという間でももう出発しなければならない時間だった
「世話になったの」
「いえ、俺も得る物がありましたから。また良かったら」
「そうじゃのぉ」
「それでは出発しますよ！順番で出ますが、バスに乗ってください！」
俺に有難うを言いながら、バスに消えていく
あ、そういえばやる事残ってたわ
烏野のバスに向かい、ツキくんを探す
ヘッドフォンをしてたけど俺にすぐ気付いてくれた。手招いて呼ぶ
「どうしたんですか？」
「俺、ツキくんに教えないといけない物があったんだ……携帯貸して？」
携帯を受け取って操作する。それが終わり返すとツキくんの顔は驚いた顔になった
「これ……携帯番号とメールアドレス……しかもこの名前……」
「俺の本名。あんまり人に言うなよ？」
「しませんよ！！」
「ｸｽｯ そっか。好きな時に連絡して、メールでも電話でも。俺も好きな時にするから。あ、それプライベート用のだから何も気にしないで」
「！！いいんですか…？」
「いいもなにも……恋人だろ？」
「っ……分かりました……有難う御座います……晴翔さん」
「！……おう！」
「ツッキー！バス出るってよ！」
「……またな」
「……連絡します」
こうして、バタバタと合宿は終わりを告げた
「レイさーん！時間です！本番始まりますよ！」
「はい！今行きます」
今はネッビアのドラマ撮影の真っただ中
すると鳴った俺のプライベートの携帯電話
この鳴り方はメールか
『確か今、ネッビアの撮影でしたよね。頑張ってください
晴翔さん主役だし、楽しみにしてるんですから
あと、今週の土日が休みになりました
行ってもいいですか？
蛍』
こうやって、連絡もよくするようになった
前は遠慮してばっかで余り来なかったから嬉しい変化だ
『あぁこれからまた撮影再開だ
なら、なおさら頑張らないとな
楽しみに待ってろ
勿論。また駅まで迎えに行くな
櫻井晴翔』
俺の仕事上、電話よりもメールの方が多い
メールなら蛍から送ってくれるし？
電話はほとんど俺から
さて、時間だし行きますか
「楽しみも出来たし、頑張れなんて言われたら頑張るしかねーだろ」
―――――――Restart―――――――
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はにゃはにゃ - 鈍感ツッキーと、ワケ有り主… ほぅ……めっちゃええやんけ…応援してますです！ふぁいとぉ〜♪ (5月5日 16時) (
レス) @page14 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
琉翔(プロフ) - 読んで頂き有難う御座います！ゆっくりな気まぐれ更新な僕ですがこれからもよろしくお願いします！ こんな所にですが作者のセリフを書かせて頂きました！皆様もどうぞご自由にお書き頂ければ嬉しいです！ (2017年12月15日 22時) (レス) id: 21f6e7f93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉翔 | 作成日時：2017年9月7日 18時
