第51話 真実 月島side ページ13
「ユウは最後に俺に手紙を残して行った。今でも開けられなくて机の中に放置してある」
「今でも……?」
「そ。……これが俺の過去。俺の辞めた理由だよ」
「……休刊してたのもそれが原因だったんですね」
「そうだね〜触れもしなかったからな。しょうがないよ」
しょうがない……そんなので片付けていい事なワケ……?
「……しょうがなく……ないですよ……」
思いの外小さな声だった気がする。それでも零さんには聞こえてたみたいで
「しょうがないんだよ」
そう返された。でも……
「しょうがなくないです!!だって何で零さんがそんな思いしてるンですか!原因はすべてやってきた人たちなのに!」
納得できるわけないデショこんなの……!
つい感情的に言ってしまった。僕らしくもない……それでも本当に納得出来なかった
「それでも!……考えずにはいられなかったんだよ……!」
初めて聞いた……伝える声じゃなく、感情的な声……。驚きからか僕の感情が落ち着いていく
「後悔ばかりだ……今でもあの時の事を悔やんでる!だからバレーを辞めた!なのに……!」
「……なのに…?」
「……皆を……君達を見ていると……やりたい気持ちが出てくる。でも後悔もあるんだよ…」
……バレーへの衝動と……ユウさんへの後悔…か……
「手紙……ユウさんからの手紙……開けませんか…?」
僕に考え付いたのはそれしかなかった
「ユウからの?」
「はい。……きっと零さんへの気持ちとかそういうのがあると思うカラ。だから……読んでみませんか…?」
アメリカに行くときに渡したものなのなら、そういうのが書いてあっても不思議じゃない
それに……かけてみるしかないデショ
「……そうだな……読んでみようか」
そういうと零さんは机から1通の手紙を出してきた
3年も前の物なのに大分綺麗だった
「ねぇ……月島君もさ……一緒に見てくれる?流石に1人は不安」
そういいつつも笑顔で言ってくる
僕が断るわけないデショ
「良いですよ。ここまで来ましたからね」
ゆっくり開けられた封から出てきた手紙
……ユウさん……勝手ですケド、僕も見ますね……?
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お久しぶりです!
テストや大会などでなかなか更新できずすみません!!
何時の間にやら2000hit越え!有難うございます!!
1はもう9000hitを超えました!
これからもよろしくお願いします!!
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はにゃはにゃ - 鈍感ツッキーと、ワケ有り主… ほぅ……めっちゃええやんけ…応援してますです!ふぁいとぉ〜♪ (2023年5月5日 16時) (レス) @page14 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
琉翔(プロフ) - 読んで頂き有難う御座います!ゆっくりな気まぐれ更新な僕ですがこれからもよろしくお願いします! こんな所にですが作者のセリフを書かせて頂きました!皆様もどうぞご自由にお書き頂ければ嬉しいです! (2017年12月15日 22時) (レス) id: 21f6e7f93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉翔 | 作成日時:2017年9月7日 18時