小さな夢のカケラ

最遊記　三蔵　《紅藍様》 ページ23

自業自得 紗羅side

こんばんは

三蔵一行の１人、悟浄曰く紅一点の私です。実は私、あの三蔵の彼女だったり

今は、やっと町に着いたので、ごはんをすませて各自部屋で休んでいます

今日も妖怪たちが多くて大変だったな〜……ってあ！！そういえば、三蔵妖怪に腕、怪我させられたんだった！

絶対放置か、適当な手当で終わらせそう……いいや！部屋に行っちゃえ！


「三蔵！

「ったく、紗羅。少しは静かに入ってこれんのか」

「ごめん……じゃなくて！怪我！手当するから腕だして」

放置しそうな雰囲気だったので、三蔵の隣の椅子に座り、しぶしぶ出した腕の怪我の手当をした

「世話好きめ。こんな事で急いでくるなよ」

「三蔵だから、急いで来たの」

……まって、言ってからなんか恥ずかしい！！

「……っはい！終わり！」

終わって、戻ろうと立った私の腕を引っ張り、いつの間にか私は三蔵の膝の上に座っていた

「きゅ、急になにして…」

「今まで野宿で、アイツらの目が気になるからって言ってたのは何処の誰だ」

う……確かに、悟浄とか八戒の目が気になってそう言ったけど…！

「せっかく久々に宿に来れたんだ。これくらいさせろ」

そう言って、抱きしめてくる。なんだろ……三蔵可愛い……

「はーい♪」

でも、私も結構嬉しいわけで。三蔵の背中に手を回してた

それから少しの間、抱きしめあってたんだけど……気付いちゃったんだよね……ドアが少し空いてて…人影があるのを

「ねぇ三蔵……」

小声で話しかける

「何だ」

「あれ……」

そういうと三蔵はドアを何とか見て理解したらしい。私を下ろして、ドアを勢いよく開ける

ゴンッ という音がすると、頭を押さえた悟浄と、あわてる悟空そして、ニコニコしてる八戒がいた

み、見られていたなんて…！///

「さ、三蔵！これには訳があってだな……」

「悟浄が言い出したんだよ！」

「確かに言いだしっぺは悟浄ですねぇ」

「おい、八戒、猿！」

「テメェら……１回死んで来い！！」

「「ギャァァァ！！」」

「ちょ、乱射しないでください三蔵！！」

「ウルセー！！」


あーあ……三蔵怒ってる……これはあの３人が悪いと思う

でも、さすがに宿で乱射はマズイよね……

「三蔵！！」

「「「紗羅！」」」

「銃は迷惑かかるからほどほどにね！」

「「「紗羅ーーー！！？？」」」

自業自得ってやつだよ

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紅藍様、リクエスト有難うございました！

こんな感じでいいのでしょうか……

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