五話 ページ7
貴「…家に帰る、か。」
そろそろ家に帰った方がいい時間になった。
でも、帰ったら帰ったで、酷いことはある。
だけど、それも罪を償わないといけないから。
無機質な言葉や、無表情でいないといけない。
私は、情を持ってしまったら、いけないから。
貴「…どうしようか。」
今は、シェアハウスの家の前にいるが、あいにく鍵はない。どうしようと思っていても、入らないものだ。だから、雨にうたれながら、玄関の前で待たないといけない。
コネ「で、シャオロン！次どうする？」
シャ「なんでも、よくない？」
近くから、コネシマさんとシャオロンさんが近づいてきている。
でも、私はここで待つ。
コネ「でなー。…おい。裏切り者。なぜここにいる。空気が汚れるだろう」
シャ「あ、もしかして、殴られるのたのしみにしてるんですか笑笑」
貴「…いいえ。鍵をとるのを忘れてしまったので。ここにいるだけです。」
また、無機質な言葉で言ってしまった。
冷たい声で。震えてもいなくて。
コネ「っ。じゃあ、ずっと入るなよ。」
貴「…分かりました。玄関は、入りません。」
雨にうたれながら、私は、頷きながら話した。
でも、感情がないからだといって
寒いものは寒い。
貴「…今、何時だろうか。」
そろそろ、風邪もひきそうになってきたが、私はいつまでもここに座っている。
地下から行けばいいと思うが、みんながいるから
できない。
貴「どうしようか。寝る場所は。…あそこでいいか。」
私は、ある人に向かって、メッセージをした。Aーさん。家に入れないので泊めてくれませんか?
私は、ーさんに、泊めてくれませんか。と言った。
ーさんいいですけど。また、あれですか?俺の家にこいよ。
…優しいな。ま、それはそうとすぐに行かないとあかんな。
？？side
また、あいつら虐めているのか。
そろそろやめたげてよ。
前世から後悔しているのは、あいつなんだし。
後悔して罪を償わないといけないからといいきかせてるんやから。
許してあげてよ。
なんであいつの方が裏切り者なのに。
と、俺は思いながら部屋の片づけをした。
兄さんside終了
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優羽ーユウハー(プロフ) - あ、曲のですか？…確かに。パクってませんよ。好きですけど、ベンゼンシリーズ。前、日課みたいに書いてましたしね。 (2018年10月14日 20時) (
レス) id: f2bf57e71e (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - アンチクロロベンゼンみたいだなこれ (2018年10月14日 10時) (レス) id: f0adf48f80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優羽ーユウハー | 作成日時：2018年8月11日 15時
