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カーテンの隙間から溢れる光で目がさめた。







窓の外には雪が降っている。





今年の冬は東京でも大雪になるらしい。








「、、、、、寒い」






大きめのトレーナーをパジャマの上から来て身震いした。








今日は三代目のライブ。









直くんはずっと準備で忙しそうにしていたから、会うのは本当に久し振りだ。









はやく会いたいな。


直くんは会いたいって思ってくれてるかな。


かわいい服、選ばないと。









服を選んでお化粧をした。

いつもより気合いをいれる。









この後は親友の華菜がいる美容室でとびっきり素敵なヘアスタイルにしてもらう。









ピロン




携帯が鳴る、華菜かな?と思って開くと直くんからだった。




思いがけない相手からの連絡に心臓がうるさい。






直人『雪が降ってる!』




その文章に添えられた二枚の写真。




昔、埼玉の実家で雪の中二人で撮ったものと



今外で降る雪の写真。









私たちには同じ思い出がある。

それを憎らしく思うこともある。

だってそれは結ばれないことを意味する思い出だから。





でもこんな風に直くんの言葉を見ると、

それさえも愛おしくなる。






『こんな昔の写真持ってたの?』





5分くらいして返信があった。





直人『大事な思い出だもん!持ってるに決まってるでしょ!!!』





私もだよ、直くん。


どんなに苦しい現実でも、直くんと過ごした時間は全部忘れられないんだ。





『今日のライブ、楽しみにしてるね!』




直人『おう!!!任せとけい!!っていうか、電話で話せばいーじゃん笑』




『いーの。』






いいの、メールで。


だって今声を聞いたら私言っちゃうもん。









”大好き”






って。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , NAOTO , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:さくら | 作成日時:2018年2月21日 16時

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