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No.28 佐久間side ページ29

佐久間side


向井「阿部君、さっきのなんやったん?」

涼太が出て行ってから、康二が話を振った。

阿部「ん? いや、なんか本当はね、用はなかったというか…」

オレにはなんとなく分かったよ。

「不安になったんでしょ」

阿部「ばれてた?笑」

ラウール「ね、2人で話進めないでよ!」

阿部「ごめんごめん。なんかさ、ほんとになんとなくなんだけど、だてさんがいなくなっちゃいそうで。」

向井「え、なんで?そんなん嫌!」

岩本「待って、康二。そんなの皆嫌だよ。でも阿部の言ってることなんか分かるかも。もちろんあれだよ、事務所辞めるとかそういう具体的なやつじゃなくてさ。」

目黒「心の距離があくってことですか?」

阿部「あー、うん、それに近いかも。」

「で、咄嗟に呼んじゃったんだよね?」

阿部「うん。どうしたんだろ…だてさんは翔太の言うことはなんだかんだいつも聞き入れてるのに。」

ラウール「だてさんの不調とかも全部、ドッキリだったらいいのにね…」

「うーん…でも結構ガチで痩せてきたしたなぁ…そこはドッキリではないだろうな…
翔太との喧嘩ドッキリとか?」

岩本「そのドッキリは断りそうじゃない? 誰よりも翔太のことを考えてるから。」

結局答えは出なくて、その日は解散。

仕事が夕方までの予定だったから、宮田くんとのご飯の約束があった。

結構遅くまでご飯屋さんにいて、0時頃にたまたまタクシーでテレビ局の前を通った。

「あれ?涼太? すいません、一旦止めてください」

信号に向かって歩いてる涼太を見て、何故か
急いで追いかけないとって思った。

でもそれは正解だったと思う。

「涼太!あぶないよ!」

宮舘「っわ…佐久間か…」

「信号、赤だよ?」

そう、車が行き交う道路を目の前にして、止まる気配がなかったんだ。

宮舘「…ほんとだ。考え事してた…ありがと。」

「…ね、タクシーそこに止めてるからさ、一緒に帰ろ?」

このまま1人にするのが怖かった。
いつも通りに話してるつもりだとは思うけど、何かがおかしかった。
ほとんど無理やり引っ張ってタクシーに乗せる。

とりあえずもうオレの家でいいやって思ってそのまま走ってもらう。

「打ち合わせ、遅くまであったんだね、お疲れ様。」

宮舘「あ、うん…」

「寝てもいいよ。」

宮舘「いや、大丈夫。」

「そう?」

無言の時間が続いた。

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Sakura(プロフ) - かなさん» 苦しい経験を思い出させてしまったらすいません…。事実と異なる点もあるかもしれませんがお許しください。彼らの絆をしっかり書かせていただきますので、よろしくお願いします!! (2020年2月11日 23時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 胃潰瘍なったことあるけど苦しいんですよね… 舘さんとSnow Manの絆を信じ更新楽しみにしてます (2020年2月11日 15時) (レス) id: a6c0aa89b0 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - ゆ〜さん» ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年2月11日 14時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年2月9日 19時) (レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - かなさん» ありがとうございます!更新不定期ですが、これからもよろしくお願いします! (2020年2月9日 19時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sakura | 作成日時:2020年1月10日 20時

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