No.14 阿部side ページ15
阿部side
「だてさんは本当に強いね」
そう俺がつぶやいたのは、皆との仕事を終えてから、二人で取材を受けに行ったあとの車の中。
宮舘「何、急に」
「もういいんだよ?俺、昨日一応看病したんだから、もう隠さなくても」
皆との仕事中は、本当に昨日あんなに辛そうだった人間とは思えないくらいで。
皆もチラチラ気にしている様子だったけど、そんな心配は必要なかったんだ、って思ってた。
でも、さっき取材中にたまたま体に手が触れて感じた体温は明らかに平熱じゃなくて、ずっと無理をさせていたんじゃないかと後悔した。
宮舘「ばれてるんだ笑」
「よくそれで一日中普通にいれたね…」
宮舘「今は大事な時期なんだよ。足は引っ張れない。」
「わかってるけど…無理は良くないよ。明日は午後からだからちゃんと休みなね。今日も家行こうか?」
人が家にいると気配りが絶えない人だから、あえてこんな軽い聞き方をする。
宮舘「大丈夫。ちゃんと寝るから。阿部も自分の家でちゃんと休んで。」
やっぱりそうだよね。なかなか言い返す言葉も見つからなくて、俺たちはその日別れた。
次の日
楽屋にはだてさんを含め、みんなが揃っていた。
ただ機材の関係で予定が少し押していて、各々の時間の過ごし方をしていた。
(コンコン
楽屋のドアがあいて、顔を覗かせたのは最近よくみかけるスタッフさん。
スタッフA「すいません宮舘さんちょっといいですか?」
宮舘「あっ、はい…」
だてさんが外へ向かった。
深澤「なんか最近あのスタッフさん、舘さんのとこ結構来るよね」
ラウール「この前、最近あのスタッフさんとなんのお話してるの?って聞いたら、衣装のことだよって言ってたけど…」
岩本「ああ、そうなんだ。たしかに今度の衣装作り参加するってなってたけど。それもあってちょっと忙しいのかもな。」
「あのさ、昨日の仕事終わりも、結構熱上がってたんだよね…本人は大丈夫って言ってたけど」
深澤「まじ?一応見ててやろうな。」
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Sakura(プロフ) - かなさん» 苦しい経験を思い出させてしまったらすいません…。事実と異なる点もあるかもしれませんがお許しください。彼らの絆をしっかり書かせていただきますので、よろしくお願いします!! (2020年2月11日 23時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 胃潰瘍なったことあるけど苦しいんですよね… 舘さんとSnow Manの絆を信じ更新楽しみにしてます (2020年2月11日 15時) (レス) id: a6c0aa89b0 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - ゆ〜さん» ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年2月11日 14時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年2月9日 19時) (レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - かなさん» ありがとうございます!更新不定期ですが、これからもよろしくお願いします! (2020年2月9日 19時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sakura | 作成日時:2020年1月10日 20時