No.12 宮舘side ページ13
宮舘side
殴られてるせいなのか、お腹?胃?はずっと気持ち悪いし、体がだるい。
でも、せっかく用意してくれたから、とりあえずおかゆは完食した。
でもすぐに吐き気がやってきて、ばれないようにトイレに駆け込む。思ったより波が収まらなくて翔太が来ちゃったし。
なんとか普通の顔をしてトイレを出たけど、目の前はグルグルしてて、二人の顔をしっかりと認識できない。
それでも、阿部に倒れ込んだとき、翔太の見戸惑いの表情だけはしっかりとみえた。
翔太は、こういう風に人が倒れたりするのを見るの苦手なのに。ごめん。
次に目が覚めたのはもう朝だった。熱も薬のおかげで少し楽になってて、助かった。
二人は座った状態で俺のベットに伏せて寝ていて。布団出したらよかったと後悔した。
二人に毛布をかけて、まだ少しだるさの残る体で二人の朝食を用意しに向かった。
キッチンに立っていると阿部が起きてきた。
阿部「ちょっと、いないからびっくりしたじゃん、何してんの?」
「朝ごはん、用意しようと思って、昨日のお礼」
阿部「え!?いいよいいよ、適当にするから!はやく座って!」
「え、いや、大丈夫だよ。もう出来たからどうぞ」
阿部「もう!なんでそんなに気遣うかな…でもありがとう。ほら、とりあえず熱測って?」
「昨日、せめて布団の場所伝えたらよかったね、ごめんね。寒くなかった?」
阿部「やっぱり毛布かけてくれたの、だてさんか。大丈夫だよ。それより!はやく!熱測って!」
なんだか、ぷりぷり怒る阿部に安心して、気持ちが楽になった。
「心配しすぎ。」
渡辺「お前なぁ。」
「うわっ」
突然翔太が現れて驚いた。
阿部「あ、おはよ。」
渡辺「おはよ。てか、心配しすぎ、じゃねぇだろ?で、この机に並んでる飯は涼太が作ったってわけ?」
「だって、二人に迷惑かけたし。」
渡辺「あのさぁ…」
阿部「まぁ、まぁ…落ち着きなって。とりあえず熱測って?笑」
翔太が不機嫌モードになってて、阿部があわてる。
熱は37.5度だったけど、36.5度と嘘をついた。
阿部「うーん、下がってはいるけど…仕事いける?今日は雑誌の撮影だよね」
「いけるよ? もう熱ないし。休めないじゃん。」
阿部「病院でも言われたけど、無理しないでね。」
黙って朝ごはんを食べてる翔太はやっぱり不機嫌で。
阿部「だてさんは?ご飯食べた?」
「作りながら食べたよ。」
本当は食べてないけど、やっぱりここでも嘘をつく。
807人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Sakura(プロフ) - かなさん» 苦しい経験を思い出させてしまったらすいません…。事実と異なる点もあるかもしれませんがお許しください。彼らの絆をしっかり書かせていただきますので、よろしくお願いします!! (2020年2月11日 23時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 胃潰瘍なったことあるけど苦しいんですよね… 舘さんとSnow Manの絆を信じ更新楽しみにしてます (2020年2月11日 15時) (レス) id: a6c0aa89b0 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - ゆ〜さん» ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年2月11日 14時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年2月9日 19時) (レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - かなさん» ありがとうございます!更新不定期ですが、これからもよろしくお願いします! (2020年2月9日 19時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Sakura | 作成日時:2020年1月10日 20時