No.44 渡辺side ページ45
渡辺side
そうこうしているうちに涼太の家に着いた。
鍵を開けてとりあえずリビングに走って向かったけど、やっぱり涼太はいなかった。
それに信じられない光景が広がってた。
深澤「え、なにこれ…」
そう、いつもすげえ綺麗な部屋なのに、今はめっちゃ散らかってたんだ。
床には破られたり丸められた紙がたくさんあった。
目黒「あ、これっ…深澤君!翔太君!」
目黒が広げて見ていたものは、衣装のデザイン案だったんた。ここにあるのは全部涼太の分だ。
書いたやつを上からグシャグシャと塗り潰したものもあった。
でも机の上に綺麗に重ねられている紙束もあって。それは他のメンバーみんなの分だった。
でも、9人の並びのデザイン画は、1人分だけ空白だった。
なんで、自分の分だけ…?
深澤「っおい…これ…」
ふっかが見つけたヨレヨレの紙の隅に、とても小さい字で書いてたんだ。
『たすけて』
って。
初めてだった。あいつがSOSを発したのは。でもそんなSOSですら、誰も気がつかなかった可能性だってあった。
ねぇ、涼太、何があったんだよ。
深澤「何に対してなんだろ…だてさんがこんなに追い詰められるなんて…」
「なんとかしないとっ…とりあえずこれ集めて事務所に…え……まって?」
深澤「何?」
「洗面所の電気ついてる…!」
そう言うと同時に走って洗面所に向かった。
そして、そこには一番見たくなかった光景が広がっていた。
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Sakura(プロフ) - かなさん» 苦しい経験を思い出させてしまったらすいません…。事実と異なる点もあるかもしれませんがお許しください。彼らの絆をしっかり書かせていただきますので、よろしくお願いします!! (2020年2月11日 23時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 胃潰瘍なったことあるけど苦しいんですよね… 舘さんとSnow Manの絆を信じ更新楽しみにしてます (2020年2月11日 15時) (レス) id: a6c0aa89b0 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - ゆ〜さん» ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年2月11日 14時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年2月9日 19時) (レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - かなさん» ありがとうございます!更新不定期ですが、これからもよろしくお願いします! (2020年2月9日 19時) (レス) id: f1de9eab26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sakura | 作成日時:2020年1月10日 20時