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友達75人 ページ40

トゥ「白鯨が墜落するなんて、考えたこともなかったよ」

残った<組合>のメンバーが、横浜の海に浮かぶ白鯨を、眺めていた。

トゥ「いい場所だったのにな」

ジョン「白鯨が、かい?」

トゥ「<組合>がさ」

トゥウェインは、虚空を見て疲れたように笑った。

トゥ「白鯨は沈み、ボスは行方不明。トップを失った<組合>は混乱して内乱まで起こってるる……。」

オ「私は、フランシス様を捜します」

きっぱりと、云い切ったのは作戦参謀のメイ・オルコットだった。

気弱な彼女がこんなにきっぱりとものを言ったのは、ジョン達も初めて聞いた。

オ「きっと、生きてる」

ジョン「僕は、ギルドの内乱を収めるに行く」

オルコットにつられて、ジョンも云った。

後ろから、のそのそと黒い影が動く。

ジョン「ラヴクラフト!無事だったのか」

ラヴクラフトは、ゆったりとした足取りで海へ近づく」

疲れた、とつぶやいている。

ラ「帰る」

それだけ云い残して、海に飛び込んだ。


トゥ「彼は何者?」

トゥウェインが苦笑した。

ジョン「何物でもないよ。僕の友達さ」

ジョンが答えた。













A「<組合>の皆様、ご無沙汰で―ス」

そんな中に、少女が現れた。

ジョン「あぁ、Aちゃん。どうしたの」

驚くでもなく、そんな風に返した。

A「うちの首領から伝言があって来たよ」

少女、中原Aは笑った。

A「なんかいろいろ云ってたんだけど、詳しくは忘れちゃったなぁ」

トゥ「忘れないでよ」

呆れ顔のトゥウェイン。

A「ま、いっか。私なりに要約すると、こんな感じかな」

そこで、フッと笑みを消し、低い声で云った。



A「『次この街を焼こうだなんて考えたら、存在すらなかった事にしてやるから覚悟しろ』、みたいな感じかな」





ジョン達は、背中に何かヒヤリとしたものを感じた。


A「さっき特務課追い出されたばっかなのに、お使い頼みやがって森さんのロリコン野郎め……」

少女は再び軽薄に笑った。

ジョンやオルコットは、しばらく顔を強張らせていたが、やがてジョンが

ジョン「ああ、覚えておくよ」

と云った。

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2丁目のひきこもり(プロフ) - 幽宮さん» 一応流れは決めてあるのですが……本当にッ!!オチが!!思いつかん!!続編が!!続編がぁあああ!!(きっと書きます!待っていて下さい!!^∀^) (2018年1月28日 12時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
幽宮(プロフ) - オチがないのは家の妹と同じです、というかオチ作りたくないですよね〜続編楽しみにしてます! (2018年1月28日 10時) (レス) id: c8dbb90d9d (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 水月さん» すみません!!そうでした!!誤字が本当に多くて、申し訳ないです……。直ぐに直します!!読んで頂きありがとうございます!! (2018年1月7日 8時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
水月 - あのー.....メイウ”ィルじゃなくてメルウ”ィルだと思います。とっても面白いです! (2018年1月7日 0時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 珠羅さん» そうなんですか!!ずっと勘違いしてました…………。ご指摘ありがとうございます!!直します^ ^ (2017年12月12日 6時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:2丁目のひきこもり | 作成日時:2017年10月13日 23時

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