友達71人 ページ36
Aちゃんは、スッと僕らの前に立った。僕らと向かい合っている様な状態だ。
困惑する僕らを察し、社長が口火を切った。
福「私の異能力『人の上に人を作らず』は、私の部下、即ち探偵社員にのみ発動する」
太「そのこ……」
A「そのこころは」
茶々を入れたAちゃんを、太宰さんが脇腹を突いた。
ケホン、と咳払い1つ。
太「その効果は、異能の出力を調整する。敦くんが虎の異能をある程度操れる様に成ったのは、この異能のお陰だ」
A「そして鏡花は、無事に入社試験に合格。スコアは100/100かな」
まあ、満点じゃないと入れないらしいけど、と注釈。
そうなのか。
太「これが、どういうことか分かるかい?」
太宰さんの声色が、明るくなった。
敦「じゃ、じゃあ」
Aちゃんが、パチン、と指を鳴らした。
スッ、と風が吹き抜ける。
鏡「ただいま……!」
と、鏡花ちゃんが笑っていた。
.
.
甲板での戦闘の時、
敦君とすれちがった瞬間に、耳元から無線機をスった。
どうやったのかって?
それを聞いちゃおしまいよ。
それ云ったらアニメ第12話の、ルーシーさんの腰に綺麗に巻き付いたあのリボンについても議論しなきゃやん。
まあ、兎に角スった無線機を着けたんですよ。
気付いてた?私が髪を耳にかけたの。
あれ、伏線だよん。
すると、無線機から太宰さんの声が聞こえてきたんだよ。
太「Aちゃん。一芝居打ってくれ」
それから、詳細を聞いた。
白鯨がハッキングされる事も、太宰さんは予想してた。
衝突前、詳しく云えば白鯨から無人機が見えた瞬間に、私は其処に移動した。
私の瞬間移動は、見た場所にも行けるのだ。
勿論、内部は見れていない訳だから、無人機にへばりつくみたいな感じになった訳ではあるが、私の不可視の異能を忘れて貰っては困る。
A「『サウザンドアイズ』」
壁をすり抜けて、直ぐに制御室に行く。
鏡花は居た。目を瞑ってた。
A「鏡花。私が変わる。逃げて」
私はシャツの内ポケットから銃を取り出して、鎖へ向けて撃った。(ちなみにこれも伏線があった。知りたい奴は探せぃ!!)
私愛用の銃(改造済)は、音をたてて鎖を切った。
白鯨が間近に迫っている。
しかし、鏡花は微塵も動かない。
A「逃げて」
もう一度云った。
A「最後の忠告。死ぬよ。このままじゃ」
鏡「嫌だ」
はっきりとした、返答。
A「そこまでして……探偵社員になりたいの?」
鏡花は頷いた。
ふぅん。と私は云った。
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2丁目のひきこもり(プロフ) - 幽宮さん» 一応流れは決めてあるのですが……本当にッ!!オチが!!思いつかん!!続編が!!続編がぁあああ!!(きっと書きます!待っていて下さい!!^∀^) (2018年1月28日 12時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
幽宮(プロフ) - オチがないのは家の妹と同じです、というかオチ作りたくないですよね〜続編楽しみにしてます! (2018年1月28日 10時) (レス) id: c8dbb90d9d (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 水月さん» すみません!!そうでした!!誤字が本当に多くて、申し訳ないです……。直ぐに直します!!読んで頂きありがとうございます!! (2018年1月7日 8時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
水月 - あのー.....メイウ”ィルじゃなくてメルウ”ィルだと思います。とっても面白いです! (2018年1月7日 0時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 珠羅さん» そうなんですか!!ずっと勘違いしてました…………。ご指摘ありがとうございます!!直します^ ^ (2017年12月12日 6時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:2丁目のひきこもり | 作成日時:2017年10月13日 23時