友達68人 ページ32
敦君や、芥川が復活したことを確認した私は、なんかヤベェ位パワーアップしだしたフィッツジェラルドさんから距離を置く。
待って待って、ヤバいって。
何か光の柱が出来ちゃってるよ。
光柱。(読み:ピカチュウ)
笑えない状況でも笑いを取ろうとする私だ。
後ろを見て、バックステップで下がる。
A「大丈夫な訳?」
芥川も敦君も、同時に頷く。
私は、何も云わない。
芥川と敦君が飛び出した。
二人がフィッツジェラルドさんと殴り合う音をBGMに、私は髪を耳にかける。邪魔だ。
さぁ、皆さん。私の実況が始まりました。
はいはい。なるほど。
最初から、何が起こっているのかさっぱりですね。えぇ。
三人ともガチモードですよ。ガチ勢怖っ。
かといって、私が何もしない訳にはいかん。サポート位はしてあげる心算だ。
勿論、ね。
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A「おいおい、早速ですかぃ」
僕の耳元で、そんな声が聞こえた。
現在、白鯨から落下中。
もう無理だ、と思ったら。
消えゆく白鯨から、芥川の羅生門が降りてきた。
芥「人虎!!」
芥川の叫ぶ声が聞こえる。
A「行け。檻はもう、開いてるよ」
再び耳元の声。
間違い無い。Aちゃんの声だ。
その瞬間、体が軽くなった。
A「重力操作」
僕は考えるより先に、芥川の羅生門へ飛び乗って、白鯨までかけ上がった。
フィッツジェラルドめがけて、虎の拳を引く。
拳に羅生門が巻き付いてきた。重みが増すかと思いきや、あまり感じられない。
元々の軽さ故か、Aちゃんの重力操作によるサポートのお陰か。
だが、そんなことはどうでもいい。
僕は、フィッツジェラルドに、拳を叩きつけた。
力が均衡して、辺りに爆風が巻き起こる。
最早、雲も退く程の風が吹き荒れ、僕とフィッツジェラルドは、拳を通して睨み合う。
敦「クッ………うぉおおおおおおおおおおおおお!!!」
突然、拳が重くなった。
フィ「うぉおおおおおおおおおおおおおお!!!」
フィッツジェラルドも叫ぶ。だが、明らかに威力は落ちてきている。
負けない、という思いは勝ちたい、に変化し、やがて確信へと変わる。
そして、確信は結果になった。
僕は立つほどの力も使い果たし、その場に倒れた。
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2丁目のひきこもり(プロフ) - 幽宮さん» 一応流れは決めてあるのですが……本当にッ!!オチが!!思いつかん!!続編が!!続編がぁあああ!!(きっと書きます!待っていて下さい!!^∀^) (2018年1月28日 12時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
幽宮(プロフ) - オチがないのは家の妹と同じです、というかオチ作りたくないですよね〜続編楽しみにしてます! (2018年1月28日 10時) (レス) id: c8dbb90d9d (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 水月さん» すみません!!そうでした!!誤字が本当に多くて、申し訳ないです……。直ぐに直します!!読んで頂きありがとうございます!! (2018年1月7日 8時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
水月 - あのー.....メイウ”ィルじゃなくてメルウ”ィルだと思います。とっても面白いです! (2018年1月7日 0時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 珠羅さん» そうなんですか!!ずっと勘違いしてました…………。ご指摘ありがとうございます!!直します^ ^ (2017年12月12日 6時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:2丁目のひきこもり | 作成日時:2017年10月13日 23時