友達56人 ページ19
中「おい糞太宰・・・その人形寄越せコラ!!」
太「だーめ。万が一の保険だもの」
中兄が夢久を、太宰さんが人形を持っている。
因みに、私は何も持ってない。一番楽している。
中「手前、いつか絶対死なすっ・・・ぅあ!!」
中兄が、謎の触手に引っ張られ、小屋の外に連れ出された。
ラヴ「さっきから、妙に肩がこる・・・働き過ぎ、か?」
長身痩躯の<組合>の団員が、両手から触手を泳がせている。
中「っつ・・・あ・・・何だ、こいつはっ」
地に伏せ、呻いている中兄に、太宰さんが乗っかった。
太「さすが<組合>の異能力者!!驚異的なタフさだ!!」
中「踏むな!!」
A「せやな」
だが、この状況は少しも危うくない。
異能無効化の太宰さんがいる限り、攻撃異能はほとんど効果がない。
と、思っていた。
太「ぶっほっ」
中「太宰!!」
太宰さんがぶっ飛ばされた。
続けてやってくる触手を、中兄の重力を乗せた拳で追撃する。
その間に、ぶっ飛ばされた太宰さんに駆け寄る。
中「おい太宰!!」
A「大丈夫、死んでない。ちっ」
太「舌打ちしないでよ。・・・にしてもあの触手、実に不思議だ。異能力無効化が通じない。」
中「莫迦な・・・ありえんのか、そんなこと」
太「私の無効化に例外はないよ。可能性は一つだけ・・・あれは異能力じゃないんだ」
A「まさか、人外?」
太「そういうことだ。・・・二人とも、聞いてくれ。死ぬ前にひとつだけ」
右腕をもがれた太宰さんが、辛そうに声を上げた。
中「なに云ってやがる!!」
A「太宰さんがこんなとこで・・・」
太「ばあ★」
▼右手が ログイン しました
本気で殺意が湧いた。
太「怪我のみで戦場に出るなら、これくらいの仕込みは当然」
A「そうだった!!この人はそういう人だ!!」
中「そんな暇あったらあの悪夢をどうにかする方法を考えろ!!」
太「無理無理、諦めて死のう。もう残った手は一つしかないね」
A「残った手(物理)のはずだったのに!!」
中「まさか手前・・・『汚濁』をやる気か・・・?」
太宰さんが、面白そうに笑った。
太「私達二人が・・・正確に言えば三人が『双黒』なんて呼ばれだしたのは、一晩で敵異能力組織を建物ごと壊滅させた時からだったね」
A「やめて、思い出したくない。キャーー」
ガン、と殴られた。
太「ただし、私のサポートが遅れれば、中也は死ぬ。選択は任せるよ」
中「選択はまかせるだぁ?手前がそれを云うときゃなぁ・・・いつだってほかに選択肢なんかねぇんだよ」
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキー食べ物
おでん
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2丁目のひきこもり(プロフ) - 幽宮さん» 一応流れは決めてあるのですが……本当にッ!!オチが!!思いつかん!!続編が!!続編がぁあああ!!(きっと書きます!待っていて下さい!!^∀^) (2018年1月28日 12時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
幽宮(プロフ) - オチがないのは家の妹と同じです、というかオチ作りたくないですよね〜続編楽しみにしてます! (2018年1月28日 10時) (レス) id: c8dbb90d9d (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 水月さん» すみません!!そうでした!!誤字が本当に多くて、申し訳ないです……。直ぐに直します!!読んで頂きありがとうございます!! (2018年1月7日 8時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
水月 - あのー.....メイウ”ィルじゃなくてメルウ”ィルだと思います。とっても面白いです! (2018年1月7日 0時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 珠羅さん» そうなんですか!!ずっと勘違いしてました…………。ご指摘ありがとうございます!!直します^ ^ (2017年12月12日 6時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:2丁目のひきこもり | 作成日時:2017年10月13日 23時