友達55人 ページ18
太「まったく、ここ数年で最悪の日だよ」
敵が全員吹っ飛んだあと、太宰さんがこう零した。
中「おい太宰、手前ペトリュスって知ってるか?」
太「目玉が飛び出るほど高い葡萄酒」
小屋に入りながら、私達三人は話している。
中「手前が組織から抜けた日、俺はそれの86年物を空けて祝った。それくらい手前にはウンザリしてたんだ」
太「私もあの日、中也の車に爆弾しかけたっけ」
A「私は太宰さんのツイ○ターを炎上させた」
中「あれ手前の仕業か!!つかツイ○ターやってたのかよ!!」
太「うん」
A「私は何も食らってない(ドヤ」
中「あー気にくわねぇ。特にAが」
太「同じく」
A「なんか嫌われてんの?私」
泣いちゃうよ?
中「そもそも、俺らはお互いの事が嫌いだろ」
A「まあね、いがみ合ってるもんね」
太「私も中也のすべてが嫌いだ。好きなのは、靴選びのセンス位かな」
中「ん?そうか?」
太「・・・勿論嘘だよ」
中兄の蹴りが、太宰さんをすり抜けて私に当たった。
A「いっったー!!とばっちりじゃん!!」
太「無駄だよ。君の攻撃は手筋も間合いもすべて把握している」
中「加減したんだよ。本気なら頭蓋骨が砕けてたぞ」
太「へぇ、そりゃおっかない・・・」
A「まず、私に対して謝罪を要求する」
夢久は、木に磔になっていた。
否、巻きつかれていた、というべきか。
太「いたよ。助けを待つ、眠り姫様だ」
中「眠り姫さまねぇ」
中兄は、オウム返しする。
A「この枝、がっつり切っていいよね」
太「あぁ。君もいいよね、中也」
中「ああ、首領に生きて連れて帰れと云われているしな」
太「私としては、殺してもいいのだけど」
A「夢久はきっと悪くないよ。異能のせいで人生を狂わされてしまったんだよ。夢久はこんな能力を持つことを、望んでなかったはずだと思う」
中「そんなもんだろ。異能をもらって喜べるのは、一部の人間だけだ。こんな能力なければ、と思うのが大半なんだよ」
中兄はどう、とは聞けなかった。
私は、ただただ無言で、枝を切っていた。
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8
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西 - この方角に福があるはずです
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おみくじ結果は「末凶」でした!
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2丁目のひきこもり(プロフ) - 幽宮さん» 一応流れは決めてあるのですが……本当にッ!!オチが!!思いつかん!!続編が!!続編がぁあああ!!(きっと書きます!待っていて下さい!!^∀^) (2018年1月28日 12時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
幽宮(プロフ) - オチがないのは家の妹と同じです、というかオチ作りたくないですよね〜続編楽しみにしてます! (2018年1月28日 10時) (レス) id: c8dbb90d9d (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 水月さん» すみません!!そうでした!!誤字が本当に多くて、申し訳ないです……。直ぐに直します!!読んで頂きありがとうございます!! (2018年1月7日 8時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
水月 - あのー.....メイウ”ィルじゃなくてメルウ”ィルだと思います。とっても面白いです! (2018年1月7日 0時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 珠羅さん» そうなんですか!!ずっと勘違いしてました…………。ご指摘ありがとうございます!!直します^ ^ (2017年12月12日 6時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:2丁目のひきこもり | 作成日時:2017年10月13日 23時