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「合ってますよね?Aさん」

青年は私の個人情報をペラペラと喋った後、云った。

その顔は確かに笑っていたが、さっきの様な年相応の笑顔どころか、年に不釣り合いな、何処かこの世を達観しているような笑いだった。

「何者なの?」

私は気丈に問いながらも、私は今すぐ此処から逃げたい衝動に駆られていた。

しかし、体がそれに応えてくれない。

「ボク?ボクですか?無理ですね、ボクは別に貴女に名乗ってもらった訳じゃないので」

青年の一人称がボクだという事を初めて知ったが、そんな情報と私が奪われた情報を比べれば、塵どころか、埃どころか、ゴミどころか、粗大ごみどころか、廃車どころか、廃墟どころか、古代都市どころか。

「スケールがどんどん大きくなってますけど」

「苦情は受け付けないんだけど!!」

「まぁ兎に角、」

やっぱりこの人、凄いスルースキルだ。

なんて余裕をぶっかましている間に、相手はもう動き出していた。




一瞬、何が起きたのか分からなかった。

只、気付いた時には私の足は地に着いていなかった。

「か……っは……ぁ、あ」

相手に首を絞められながら、宙に浮いていた。

器官が絞め付けられて、肺が必死に酸素を求める。

相手の爪が皮膚に食い込んで、骨を圧迫した。

「流石、異能が無ければ只の屑ですね」

そりゃどーも。

なんて云ってられる程、甘い状況じゃないけれど。云えるほどの酸素が無いけど。


渾身の力で、相手の頭をめがけて蹴りを入れようとする。

そうやって、下半身を後ろへ捻る。

すると相手は、右の拳を鳩尾へ打ち込んできやがった。

まさかの片手で私を持ち上げてやがる。

「ぐはぁああッ……」

腹を殴られたことで、空気を一気に吐き出した。

あ、これヤバいわ。いよいよ視界が揺れてきた。

焦点の合わぬ虚ろな目で、私はいよいよ意識を手放しかけていた。

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<夢主の服>

白い半袖シャツ、黒のチェックミニスカート(インはしない)。紺のロングカーディガンを羽織る。
黒のショートブーツ(厚底笑)。

最近日焼けを気にし始めて、赤地に黒いリボンの帽子を被るようになったとか。

その他の容姿設定は、基本変わってないです……と、思われます。(弱気)

態々一作目と二作目で服を変えてたのに、すっかり忘れとったわ……

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2丁目のひきこもり(プロフ) - 蘭香さん» ありがとうございます!!(^ ^)頑張ります!!頑張りま、あ……、(・з・;)〜♪頑張ってみせます(汗) (2018年5月22日 21時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭香 - とっても面白いです!これは★いっぱいやな。更新待ってますー頑張ってくださいね! (2018年5月21日 19時) (レス) id: 4a14a6da47 (このIDを非表示/違反報告)
2丁目のひきこもり(プロフ) - 夏目さん» ありがとうございます!!そういって頂けて嬉しいです。何とか時間を見つけて更新していこうと思います!! (2018年5月19日 18時) (レス) id: e7f710c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - 面白かったです!これからも更新待ってます!頑張って! (2018年5月19日 5時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:2丁目のひきこもり | 作成日時:2018年4月7日 17時

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