Story34 「電話」 ページ15
寄宿舎まで立花さんを送った後、私は戻ろうとしたが、なぜか強引に連れて行かれた
ああ、もうこいつら、私を仲間にする気、満々だな・・・
そしてみんなは、大事件とやらを探して、アーケード街を５回も行ったり来たりしていた
やはり、そう簡単に事件は起こらない
まあ、平和が一番！・・・なんだけどね・・・
ｐｒｒｒｒｒ
その時、私の携帯に電話がかかってきた
私はみんなに一声かけて、離れた場所で電話を取った
『はい、もしもし？』
「≪君が、神崎(本名)くん、かね？≫」
意外にも、聞こえてきたのは日本語だった
『？はい、そうですが・・・。貴方は？』
「≪おっと、これは申し送れたね。私はＩＣＰＯの銭形だ。日本警察から出向している。
今はルパン専任捜査官だ。同じ日本人同士、仲良くしようじゃないか？≫」
『貴方がのあの有名な、銭形警部でしたか・・・
初めまして、神崎弥奈です。今回は、こちらの我儘を聞いて下さり、ありがとうございます』
「≪いやいや、そんなことはない。
で、用件なんだが、ミシアがアーケード街の高級店、
オートクチュールの店に入ったとの報告が入った
今、担当の捜査員がミシアを張っている。今は何処に？≫」
アーケード街、といったらこの近くよね？
私はあたりを見回すと、ちょうど高級店の看板と、そこに入る若い女性、その後を尾行している男
が、見えた。だけど・・・コレ完全に捜査官がストーカーかなんかだと思うのだけど・・・
『捜査官と標的の姿を確認しました。
それから、少しばかり、捜査の邪魔をしてしまうかもしれません』
「≪ん？どういうことだ？≫」
『ちょぉっと、私と行動しているクソガキ集団が、
好奇心旺盛で無茶苦茶なことばかりしている連中で、おまけにめだちたがりなので、
このことに首を突っ込む可能性が十分にあるんですよ』
言いたい放題の私に、電話越しでもわかるほど戸惑っている様子の銭形警部
とにかく、今すぐにでも関わっていきそうなあの子たちを、見張らなければ・・・
そう思い、銭形警部に挨拶をして電話を切り、みんなのの所へ向かった
Story35 「高級店」 彩side→←Story33 「事件に出会えるか」 彩ｓｉｄｅ
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月姫(プロフ) - ユユ さん» お気遣い、ありがとうございます！ (2018年3月26日 0時) (
レス) id: 1d969ac1e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユユ - やっぱり、面白いですね！最高です!!更新頑張ってください！でも、けして無理は、しないでくださいね！ (2018年3月26日 0時) (レス) id: c72fefc4c8 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - ユユさん» いつもコメントありがとうございます！励みになります！ (2018年3月19日 21時) (レス) id: 0b4b9a8bd2 (このIDを非表示/違反報告)
ユユ - 続きが、とても気になります！更新頑張ってください！次の更新、楽しみに待ってます!! (2018年3月19日 21時) (レス) id: c72fefc4c8 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - ほんと、亀更新ですみません！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 0b4b9a8bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月姫 x他1人 | 作成日時：2017年10月23日 14時
